コラム
塗り替わる世界秩序 六辻彰二
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

アメリカがイランを攻撃できない理由──「イラク侵攻」以上の危険性とは

アメリカはほとんど言いがかりに近い「イランの脅威」を強調して圧力を強めている。それは「フセイン政権が大量破壊兵器を持っている」という虚偽の情

2019.05.15
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

【スリランカ】IS犯行声明は「次」の導火線になるか―パリから学べること

・スリランカ同時多発テロ事件で犯行声明を出したISは、アルカイダとライバル関係にある ・2015年にパリで2度も大規模なテロが発生したこと

2019.04.25
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

謎多きスリランカ同時多発テロ──疑問だらけの事件を振り返る

<犯行が国内のイスラム教過激派のものとするなら、なぜスリランカで多数派の仏教徒を狙わなかったのか。辻褄が合わないのはこれだけではない> ・ス

2019.04.23
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

リビア内戦めぐりフランスとイタリアが対立──NATO加盟国同士が戦う局面も?

<様々に利害の異なる外国勢力が跋扈するリビアで、もしフランスとイタリアが戦うことになれば、それは戦後世界秩序の揺らぎの兆しの一つだ> ・リビ

2019.04.19
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アルジェリア大統領失脚──体制打倒を求める抗議デモとアメリカの微妙な立場

・アルジェリアのブーテフリカ大統領は4月4日、抗議デモの高まりによって辞任を余儀なくされた ・しかし、ブーテフリカ失脚はこれまで「独裁者」

2019.04.08
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シリアIS占領地消滅でアルカイダは復活するか──3つの不吉な予兆

・ISが勢力を衰えるのと入れ違いのように、アルカイダに復調の兆しがある ・アメリカなど有志連合が支援するクルド人勢力がIS占領地を奪還した

2019.03.25
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

NZテロをなぜ遺族は許したか──トルコ大統領が煽る報復感情との比較から

・トルコのエルドアン大統領はクライストチャーチのモスク襲撃事件をトルコやイスラーム世界に対する攻撃の一部と位置付け、欧米諸国への批判を強め

2019.03.22
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

「アラブの春」再び? 中東で広がる抗議デモの嵐

・アラブ諸国では生活苦を背景に、「独裁者」への抗議デモが広がっている。 ・その構図は2011年の「アラブの春」を思い起こさせる。 ・とりわ

2019.03.11
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

なぜ右傾化する高齢者が目につくか──「特別扱いは悪」の思想

・右傾化する高齢者が目立つようになっている。 ・ところが、現在の60~70代は若者だった50年前、極めて進歩的とみなされていた。 ・この大

2019.03.05
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

世界が直面する核の危機──印パ和平を阻む宗教ナショナリズムとは

・カシミール地方をめぐり、インドとパキスタンの間の衝突は激化している。 ・パキスタン側は「和平への意思表示」を示しているが、インドはこれに

2019.03.04
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