コラム
塗り替わる世界秩序 六辻彰二
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

米国によるイラン制裁の限界と危険性―UAEの暴走が示すもの

・トランプ大統領のイラン核合意の破棄は、スンニ派諸国との協力を念頭に置いたもの ・しかし、スンニ派諸国を率いるサウジアラビアのリーダーシッ

2018.05.11
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

ルーマニアはエルサレムに大使館を移すか──「米国に認められたい」小国の悲哀と図太さ

・ルーマニアの与党は、エルサレムに在イスラエル大使館を移設することを決定したと発表。 ・まだ大統領からの正式決定はないが、実現すれば「米国

2018.04.24
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

【イラク日報問題】「イラクにも蛙がいる」自衛官のつぶやきが日本人に訴えるもの

自衛隊のイラク派遣の日報が公開され、その記述の端々にある自衛官の日常が「ほのぼのしている」とネットで話題です。4月17日には、もともと個別の

2018.04.20
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

シリア攻撃で米国が得たもの──「化学兵器使用を止める」の大義のもとに

・シリアへのミサイル攻撃は「化学兵器の使用」を理由にしている ・しかし、トランプ政権には北朝鮮への威嚇、ロシアに一矢報いること、国内世論の

2018.04.16
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

シビリアンコントロールだけでない自衛隊日報問題の根深さ──問われる「安全神話」

・これまで政府は危険な地域に自衛隊を派遣する際も、国内世論への配慮から「安全」を強調してきた ・とりわけ危険なイラクや南スーダンへの派遣は

2018.04.12
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

イングランド代表はロシアW杯をボイコットするか──元スパイ襲撃事件の余波

・元スパイ襲撃事件を受けて、英国ではW杯ロシア大会のボイコットが議論となっている ・ボイコットには「制裁の本気度」を示す効果があり、逆に「

2018.04.10
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

IS「シリア帰り」に厳戒態勢の中国・新疆ウイグル自治区──テロ対策のもとの「監獄国家」

・中国の新疆ウイグル自治区ではプライバシーがゼロの監視体制が生まれている ・当局は「ISのテロ対策」でこれを正当化している ・しかし、実際

2018.04.05
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

テレビは自由であるべきか──アメリカの経験にみる放送法見直しの危険性

▼政府は放送事業における「政治的公平」の撤廃を検討 ▼これは「視聴者の選択の自由」に任せるもの ▼しかし、米国では「自由な報道」が地上波での

2018.04.02
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

危険度を増す「米中ロ」の勢力圏争い──21世紀版グレートゲームの構図

<トランプ、習近平、プーチン──3人とも外国への不信感を隠さず、外部からの批判は意に介さず、敵を排除して権力を集中させることを厭わない。21

2018.03.22
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

世界に広がる土地買収【後編】──海外の土地を最も多く買い集めている国はどこか

世界の大規模な土地の売買をフォローしているランド・マトリックス・データベースによると、2000年1月1日から2018年3月9日までに世界全体

2018.03.16
MAGAZINE
特集:岸田のホンネ
特集:岸田のホンネ
2024年5月14日号(5/ 8発売)

金正恩会談、台湾有事、円安・インフレの出口......岸田首相がニューズウィーク単独取材で語った「次の日本」

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などできない理由

  • 2

    大阪万博でも「同じ過ち」が繰り返された...「太平洋戦争の敗北」を招いた日本社会の大きな弱点とは?

  • 3

    ウクライナの水上攻撃ドローン「マグラV5」がロシア軍の上陸艇を撃破...夜間攻撃の一部始終

  • 4

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる…

  • 5

    「終わりよければ全てよし」...日本の「締めくくりの…

  • 6

    「未来の女王」ベルギー・エリザベート王女がハーバー…

  • 7

    横から見れば裸...英歌手のメットガラ衣装に「カーテ…

  • 8

    「私は妊娠した」ヤリたいだけの男もたくさんいる「…

  • 9

    礼拝中の牧師を真正面から「銃撃」した男を逮捕...そ…

  • 10

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…

  • 1

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地ジャンプスーツ」が話題に

  • 2

    大阪万博でも「同じ過ち」が繰り返された...「太平洋戦争の敗北」を招いた日本社会の大きな弱点とは?

  • 3

    新宿タワマン刺殺、和久井学容疑者に「同情」などできない理由

  • 4

    「恋人に会いたい」歌姫テイラー・スウィフト...不必…

  • 5

    ロシア兵がウクライナ「ATACMS」ミサイルの直撃を受…

  • 6

    外国人労働者がいないと経済が回らないのだが......…

  • 7

    ウクライナ防空の切り札「機関銃ドローン」、米追加…

  • 8

    日本の10代は「スマホだけ」しか使いこなせない

  • 9

    休養学の医学博士が解説「お風呂・温泉の健康術」楽…

  • 10

    「レースのパンツ」が重大な感染症を引き起こす原因に

  • 1

    ロシア「BUK-M1」が1発も撃てずに吹き飛ぶ瞬間...ミサイル発射寸前の「砲撃成功」動画をウクライナが公開

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    「おやつの代わりにナッツ」でむしろ太る...医学博士が教えるスナック菓子を控えるよりも美容と健康に大事なこと

  • 4

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 5

    世界3位の経済大国にはなれない?インドが「過大評価…

  • 6

    一瞬の閃光と爆音...ウクライナ戦闘機、ロシア軍ドロ…

  • 7

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた…

  • 8

    ヨルダン・ラジワ皇太子妃のマタニティ姿「デニム生地…

  • 9

    「世界中の全機が要注意」...ボーイング内部告発者の…

  • 10

    どの顔が好き? 「パートナーに求める性格」が分かる…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中