コラム
塗り替わる世界秩序 六辻彰二
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

クルド人を見捨てたのはアメリカだけではない

<アメリカが裏切ったと言われるが、シリアもロシアもイランもトルコも、クルド人は「消滅」した前提でシリア内戦後の未来図を描いている> ・トルコ

2019.10.17
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

ノーベル平和賞に決まったエチオピア首相──これを喜ばないエチオピア人とは

・ノーベル平和賞に決まったエチオピアのアビー首相は、対立する民族間の融和に尽力してきた ・その業績は高く評価されるべきだが、一方で自由と民

2019.10.15
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

一線を超えた香港デモ──「優秀な人材が潰されるシステム」はどこへ行く

・香港では抗議デモに参加する若者が多いだけでなく、とりわけ高学歴の若者ほど海外移住を目指す者も多く、両者は社会のあり方を拒絶する点で共通す

2019.10.03
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

「世界最悪の独裁者」ムガベの死――アフリカの矛盾を体現したその一生

・ジンバブエのムガベ前大統領は在任中「世界最悪の独裁者」とも呼ばれたが、そのきっかけは白人の土地を補償なしに徴収したことだった ・この問題

2019.09.09
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

日本はTICAD7テコに中国から対アフリカ融資を取り戻せるか

日本はアフリカ諸国に、中国の借金で首が回らなくなる「債務のワナ」から逃れるための支援を提案した。これはアフリカ諸国の支持をめぐる「日中冷戦

2019.09.03
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

香港に迫る習近平の軍隊、人民武装警察とは何者なのか

<中国軍といえば人民解放軍だが、人民武装警察は共産党体制を脅かす少数民族や不満分子を武力鎮圧してきた「共産党の番人」。果たしてその実力は>

2019.08.16
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テキサス銃撃を「テロ」と認めた米当局──日本も無縁でない「身内のテロ」

・テキサス州エルパソで発生したスーパー銃撃事件は白人至上主義者によるヒスパニックへの攻撃とみられる ・こうした犯罪は通常「ヘイトクライム」

2019.08.06
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

アメリカで突如浮上した「イランとアルカイダの連携」説は本当か

・アメリカ政府高官は「イランとアルカイダの連携」を主張し、「イランの脅威」を強調している ・しかし、その多くの根拠は20年以上前のイランと

2019.07.19
塗り替わる世界秩序 六辻彰二

リベラルな価値観は時代遅れか――プーチン発言から考える

・プーチン大統領は「リベラルな価値観は時代遅れ」と断定した ・しかし、ロシアはともかく先進国では、リベラルな価値観は保守を自認する多くの人

2019.07.10
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電撃的な米朝首脳会談――トップダウン外交の突破力と危うさ

<トランプ大統領のツイートをきっかけに急遽実現したといわれる米朝首脳会談は、トップダウン外交の突破力とともに危うさを示している> トップダウ

2019.07.03
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2024年4月30日/2024年5月 7日号(4/23発売)

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