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ウクライナ軍が7集落を解放...プーチンは「敵は目的を達成できていない」と強がるだけの「裸の王様」に

ダム爆破で増水したドニプロ川(ヘルソン市で木村正人撮影)
<カホフカ水力発電所ダムの爆破により水害被害に見舞われているヘルソン市で現地取材。ウクライナ軍による反攻の成果は?>
[ウクライナ南部ヘルソン市発]12日早朝、ウクライナ中部クリヴィー・リフを小型バスで出発し、南部ミコライウからタクシーを飛ばしてカホフカ水力発電所ダムの爆破で水害被害に見舞われているヘルソン市に向かった。ヘルソン市はロシア軍が昨年2月の侵攻以降、攻略できた唯一の州都だったが、昨年11月に解放されている。
ヘルソン市の人影はまばらで、飲料水を満タンに入れた4リッターボトルを両手に一つずつ下げて歩く市民を見かけた。「ドーン、ドーン」という近い砲撃音と「ゴロゴロ、ゴロゴロ」という遠い砲撃音が交錯した。ダム破壊による洪水でドニプロ川左岸のロシア軍は少し後退したものの、戦闘は続いていることをうかがわせた。
2010年に造船技術を学ぶ留学生としてミコライウにやって来たカメルーン出身のパトリス(35)はカフェを3つ営む傍ら、空き時間は副業でタクシーの運転手をしている。ウクライナで同国語を巧みに操るアフリカ系住民と出会ったのは初めてだ。パトリスはロシア軍の侵攻前は車で家族一緒に週末にはヘルソン市の大型ショッピングセンターに買い物に来ていた。
そのショッピングセンターはロシア軍の攻撃で破壊された。
パトリスは公園で出会った素敵なウクライナ人女性と結婚し、ミコライウに残って生計を立てるため事業を始めた。「独裁者に支配されたカメルーンより戦火であってもウクライナの方がいい。妻と7歳の息子と5歳の娘はベルギーに避難させている。僕はカフェがあるからミコライウに残り、家族に仕送りしている」
「ドニプロ川左岸の解放を不可能にしようとしている」
増水したヘルソン市のドニプロ川右岸を撮影しようと鉄条網で囲まれた区域に近づくと、パトリスが「地雷があるから行ってはダメだ」と叫んだ。「ロシア軍がやったことと言えば破壊だけだ。ミコライウでも壮絶な戦闘があり、ロシア軍の戦車が道路を走行しているのを見た。それまではバラバラだったウクライナはロシア軍という共通の敵を前に一致団結した」
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