コラム

中東徒然日記 酒井啓子

なでしこからサウディまで:スポーツに進出するムスリム女性

 今年のロンドン・オリンピックの目玉は、なんといっても「なでしこ」の大活躍と、サウディアラビアからの女性選手の参加だろう。    ちょっと無

2012.08.08

ラマダン大河ドラマが巻き起こす波紋

 ラマダン(断食月)が始まった。ラマダンとは、日の出から日の入りまでの間、飲食を断つイスラーム暦の月で、貧富、貴賤、老若に係わりなく、空腹は

2012.07.26

サウディアラビアに飛び火したシーア派の反乱

 3月にバハレーンを訪れて以来、バハレーンの反政府デモの様子を折に触れてお伝えしてきたが、とうとう対岸が対岸の火事ではなくなってきた。7月8

2012.07.11

エジプト:やっぱり選挙は面白い

 6月24日、エジプト大統領選の結果が発表され、ムハンマド・ムルスィー自由公正党党首が勝利した。とりあえず、ほっと一安心である。  いや、筆

2012.06.28

「ホーム」のないサッカー・イラク代表

 ワールドカップ・アジア予選で次に日本代表が戦う相手、ということで、イラクの試合に注目しているサッカーファンも多いのではないか。  そのイラ

2012.06.15

鳩山外交バッシングを考える

 少し古い話だが、4月、鳩山元首相のイラン訪問が大きな話題となった。  日本国内の報道、解説のほとんどが、「とんでもないことをしてくれた」的

2012.05.24

イスラエル:国歌斉唱しない最高裁判事

 最高裁の判事が国歌斉唱しなかったことが、議論を呼んでいる。  いや、日本のことじゃない。イスラエルで起きたことだ。  今年の2月末、最高裁

2012.05.10

バハレーン紀行(3):「F1が大事か、国民が大事か!」

 のんびり紀行文を書き続けていたら、とうとうそのバハレーンで、衝突に火がついてしまった。ここ数日、バハレーンでのF1グランプリの開催に反対す

2012.04.23

バハレーン紀行(2):シーア派住民が立ち上がるわけ

 先週、バハレーンではまだ未完の「アラブの春」が続いていた、と報告した。  そしてバハレーンのシーア派住民は、バハレーン政府や周辺の保守的湾

2012.04.14

バハレーン紀行(1):抗議デモは終わったか?

 「アラブの春」から一年を経て、選挙や政治改革を経て新しい政権がどうなったか、これからどうなるのか――。エジプトやチュニジアの選挙結果にメデ

2012.04.02
MAGAZINE
特集:トランプvsイラン
特集:トランプvsイラン
2025年7月 8日号(7/ 1発売)

「平和主義者」のはずの大統領がなぜ? 核施設への電撃攻撃で中東と世界はこう変わる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「飲み込めると思った...」自分の10倍サイズのウサギに挑んだヘビの末路
  • 2
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...父親も飛び込み大惨事に、一体何が起きたのか?
  • 3
    「やらかした顔」がすべてを物語る...反省中のワンコに1400万人が注目
  • 4
    【クイズ】「宗教を捨てる人」が最も多い宗教はどれ?
  • 5
    後ろの川に...婚約成立シーンを記録したカップルの幸…
  • 6
    ワニに襲われた直後の「現場映像」に緊張走る...捜索…
  • 7
    ワニに襲われた男性の「最期の姿」...捜索隊が捉えた…
  • 8
    職場でのいじめ・パワハラで自死に追いやられた21歳…
  • 9
    吉野家がぶちあげた「ラーメンで世界一」は茨の道だ…
  • 10
    為末大×TAKUMI──2人のプロが語る「スポーツとお金」 …
  • 1
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で大爆発「沈みゆく姿」を捉えた映像が話題に
  • 2
    ワニに襲われた男性の「最期の姿」...捜索隊が捉えた発見の瞬間とは
  • 3
    ディズニー・クルーズラインで「子供が海に転落」...父親も飛び込み大惨事に、一体何が起きたのか?
  • 4
    「飲み込めると思った...」自分の10倍サイズのウサギ…
  • 5
    突然ワニに襲われ、水中へ...男性が突いた「ワニの急…
  • 6
    イランを奇襲した米B2ステルス機の謎...搭乗した専門…
  • 7
    夜道を「ニワトリが歩いている?」近付いて撮影して…
  • 8
    仕事ができる人の話の聞き方。3位は「メモをとる」。…
  • 9
    「やらかした顔」がすべてを物語る...反省中のワンコ…
  • 10
    砂浜で見かけても、絶対に触らないで! 覚えておくべ…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 3
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 4
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の…
  • 5
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 6
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 7
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 8
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 9
    気温40℃、空港の「暑さ」も原因に?...元パイロット…
  • 10
    燃え盛るロシアの「黒海艦隊」...ウクライナの攻撃で…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中