「カロリーを減らせば痩せる」は間違いだった...減量のカギは「ホルモン反応」にある
では、カロリーのせいではないとすると、私たちはなぜ太るのだろう。その答えを聞いても、2型糖尿病の患者にインスリンを処方したことのある医師なら、驚きはしないだろう。
なぜなら、患者はインスリン投与を始めると太るからだ。投与量が増えるにつれて、体重もどんどん増えていく。食べる量を少なくしようと、運動量を増やそうと、彼らは太っていく。
つまり、体重をコントロールする鍵はインスリンにあるということだ。
メーガン・ラモス(Megan Ramos)
臨床研究者。ファスティングと低炭水化物療法を用いたセラピーを行い、これまで世界で1万4千人以上にアドバイスをしてきた。 〈インテンシブ・ダイエタリー・マネジメント〉と〈ザ・ファスティング・メソッド〉の共同発足者として、健康教育とサポートに従事している。NPO〈パブリック・ヘルス・コラボレーション・ カナダ〉のディレクターのほか、「ジャーナル・オブ・インスリン・ レジスタンス」誌の編集委員も務めている。
『トロント最高の医師が教える 世界最強のファスティング』
ジェイソン・ファン 、イヴ・メイヤー、メーガン・ラモス[著]
多賀谷 正子[訳]
CEメディアハウス[刊]
(※画像をクリックするとアマゾンに飛びます)