コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

再燃する「反テロ感情」に揺れるアメリカ

 アメリカの年末年始は、クリスマスの静寂と比べると「平常モード」です。年越しのパーティー騒ぎが終われば、新年はさっさと日常の日々が待っている

2010.01.06
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

「反テロ戦争」からの脱却はどうして難しいのか?

 それにしても間一髪でした。クリスマスにデルタ航空機で自爆テロを決行しようと言う事件は、周辺の乗客と乗員による瞬時の機転で未然に防ぐことがで

2009.12.28
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

「ホワイト・クリスマス」を喜ぶアメリカ、真の危機はどこへ?

 年の瀬のアメリカは寒波に襲われています。私の住むニュージャージーなどの東北部では、12月としては100年ぶりという大雪に見舞われました。寒

2009.12.25
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

オバマ、その粘りの秘密

 12月21日へと日付の変わった午前1時過ぎ、アメリカの議会上院は難航していた医療保険制度改革の最終案とりまとめへ向けての決議を60対40で

2009.12.22
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

COP15に見る「アメリカという途上国」

 COP15は目標値設定を先送りし、排出ガス削減義務の宣言も見送るなど、今ひとつの成果に終わりました。日本の交渉も実務当局は頑張ったようです

2009.12.21
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ボーイング787初飛行に思う、日本が旅客機ビジネスをやらない理由はない

 当初のスケジュールから2年以上遅れて、ボーイング社が「ドリームライナー」と銘打って開発中の「787」がようやく初飛行を行い、米国シアトル郊

2009.12.18
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

さらば松井秀喜、エンゼルスは最高のチョイス

 私は長年のヤンキースファンです。特にこの7年間は、ニュージャージーから電車と地下鉄を乗り継いでヤンキースタジアムへ行けば、そこには常に55

2009.12.16
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オバマの平和賞演説を帳消しにする映画『ブラザーズ』の闇

 それにしても、オバマのノーベル平和賞受賞スピーチは手の込んだ内容でした。「戦争は悲劇をもたらすが、必要な戦争はある」と言ってのけ、人類の歴

2009.12.14
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アメリカで「小学4年生の数学力」は伸びているのか?

 今週の水曜(9日)の「ウォール・ストリート・ジャーナル」紙に、「大都市での数学の学力伸び悩み」というタイトルの記事が出ていました。タイトル

2009.12.11
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遠ざかる「パールハーバー」と「日米自動車戦争」

 今週の月曜日は12月7日で、時差の関係でこの日が「真珠湾攻撃記念日」とされるアメリカでは、その68周年を迎えました。90年代までは毎年「そ

2009.12.09
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特集:台湾有事 そのとき世界は、日本は
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2025年8月26日号(8/19発売)

中国の圧力とアメリカの「変心」に危機感。東アジア最大のリスクを考える

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