コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

「戦時」とはほど遠いアメリカ(アフガン増派の背景)

 今週のアメリカで一番のニュースは、オバマ大統領がアフガンへの3万人という兵力増派を発表した火曜日のスピーチだと思います。これで、アフガン戦

2009.12.04
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

「サイバー・マンデー」の謎

 アメリカ経済にとって、この時期の「歳末商戦」は極めて重要です。特に今年の場合は、低迷する個人消費が反転するかどうかの瀬戸際と言われています

2009.12.02
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

仕分けの方向は逆ではないのか?

 日本から連日報道される「仕分け」のニュースを見ていますと、強烈な違和感を感じます。勿論、ムダな支出の削減は大事ですが、それには有能で強力な

2009.11.30
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

「05年比で17%削減」アメリカがそんな低い目標でどうする

 12月中旬には、デンマークのコペンハーゲンでCOP15(国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議)が開かれますが、オバマ大統領は自身が会議

2009.11.27
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

ガン検診サービス改悪案の出所は保守? それともリベラル?

 11月に入って、女性に対するガン検診の制度が変わるかもしれないという報道が相次ぎ、アメリカでは毎日コロコロ変わるニュースのために混乱が続き

2009.11.25
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

学生運動の季節再び?

 映画『いちご白書』で有名になったコロンビア大学のベトナム反戦運動から40年、この2009年11月現在、カリフォルニア州立大学システム(UC

2009.11.24
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

ペイリン人気のミステリー

 2008年の大統領選挙では、異色の副大統領候補として「お騒がせ」の存在だった前アラスカ州知事のサラ・ペイリン女史ですが、あれから1年経った

2009.11.20
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

オバマはどうして「90度のお辞儀」ができたのか?

 オバマ大統領が訪日中、赤坂御所の天皇皇后両陛下を訪れた際に、車寄せでの初対面にあたって「90度のお辞儀」をしたというのが、話題になっていま

2009.11.18
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

留守中に広がるオバマの政治的苦境

 日本では首脳会談もスピーチも、無難にこなしたオバマ大統領という印象だと思います。実際、アメリカ側の新聞などを見ていても「鳩山政権と沖縄問題

2009.11.16
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

「民法改正なきハーグ条約批准」をオバマに約束するな!

 9月30日と10月2日のエントリでお話した、国際離婚に関わる親権争いですが、今回のオバマ訪日の際に何らかの動きがあるかもしれません。という

2009.11.13
MAGAZINE
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
2025年10月28日号(10/21発売)

高齢者医療専門家の和田秀樹医師が説く――脳の健康を保ち、認知症を予防する日々の行動と心がけ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 2
    中国レアアース輸出規制強化...代替調達先に浮上した国は?
  • 3
    熊本、東京、千葉...で相次ぐ懸念 「土地の買収=水の支配」の日本で起こっていること
  • 4
    「信じられない...」レストランで泣いている女性の元…
  • 5
    メーガン妃の「お尻」に手を伸ばすヘンリー王子、注…
  • 6
    1700年続く発酵の知恵...秋バテに効く「あの飲み物」…
  • 7
    「平均47秒」ヒトの集中力は過去20年で半減以下にな…
  • 8
    【テイラー・スウィフト】薄着なのに...黒タンクトッ…
  • 9
    シンガポール、南シナ海の防衛強化へ自国建造の多任…
  • 10
    超大物俳優、地下鉄移動も「完璧な溶け込み具合」...…
  • 1
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 2
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 3
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
  • 4
    中国レアアース輸出規制強化...代替調達先に浮上した…
  • 5
    超大物俳優、地下鉄移動も「完璧な溶け込み具合」...…
  • 6
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 7
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 8
    報じられなかった中国人の「美談」
  • 9
    【2025年最新版】世界航空戦力TOP3...アメリカ・ロシ…
  • 10
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 1
    英国で「パブ離れ」が深刻化、閉店ペースが加速...苦肉の策は「日本では当たり前」の方式だった
  • 2
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 3
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 4
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ…
  • 5
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 6
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 7
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 8
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 9
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外…
  • 10
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中