コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

内向き社会ニッポンを「行ったり来たり」する

 今回1週間ほど日本に滞在して感じたのは、日本社会が極めて内向きになっているということです。まず感じるのが「海外」に関するイメージが街から消

2009.10.21
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

そもそも「先制核攻撃」は可能なのか?

 核兵器というのは大変に厄介な兵器です。例えば、先週末から議論されているものとして「核の先制不使用」という問題があります。では、そもそも「核

2009.10.19
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

自民党再生の条件

 短い期間ですが日本に来ています。それにしても、民主党新政権による政策変更のドラマの盛り上がりには驚きました。ニュースに占める国内政治の比率

2009.10.16
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

沈黙の継承と歴史認識

 この欄で告知をさせていただいたように、去る10月11日(日)、ロサンゼルスにて櫻井よしこさんとの公開対談に参加してきました。櫻井さんといえ

2009.10.14
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

ヒロシマ・ナガサキ五輪? そんなにオバマの足を引っ張りたいのか?

 日本での「祝賀」報道とは裏腹に、9日に発表された「ノーベル平和賞」受賞のニュースは、アメリカ社会にとって、そしてオバマ大統領にとっても驚

2009.10.12
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

日本企業は北米市場で負けても良いのか?

 アメリカの景気は不透明な状況が続いています。目下のところは、今年の11月から12月の年末商戦がどうなるかが勝負で、基本的には昨年比マイナス

2009.10.09
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

アフガン情勢を明治維新と比較すると?

 アメリカのニュースでは、ここ数日、アフガンでの対タリバン戦争がトップ扱いになっています。といっても、戦況に進展があるわけでも、和平の展望が

2009.10.07
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

それぞれの敗因、東京とシカゴの場合

 10月1日のIOC総会は、アメリカでもCNNやCNBCがリアルタイムで中継していました。私の場合は、TVジャパン経由のNHKの特番も見るこ

2009.10.05
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

アメリカ人父は日本国籍?「話が違ってきた」親権争い事件

 一昨日のこの欄でお伝えした「日米親権争いでの逮捕」事例ですが、その後様々な動きが出てきています。まず大きかったのは、9月30日の水曜日にN

2009.10.02
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

ついに逮捕者を出した「日米の親権争い」、ヒラリーはどう出てくる?

 このブログで以前にお話した日米での親権争いですが、遂に今週は逮捕者を出すという事態となりました。まず改めて背景をお話しておきましょう。世界

2009.09.30
MAGAZINE
特集:台湾有事 そのとき世界は、日本は
特集:台湾有事 そのとき世界は、日本は
2025年8月26日号(8/19発売)

中国の圧力とアメリカの「変心」に危機感。東アジア最大のリスクを考える

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに感染、最悪の場合死亡も
  • 2
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人」だった...母親によるビフォーアフター画像にSNS驚愕
  • 3
    「死ぬほど怖い」「気づかず飛び込んでたら...」家のプールを占拠する「巨大な黒いシルエット」にネット戦慄
  • 4
    中国で「妊娠ロボット」発売か――妊娠期間も含め「自…
  • 5
    頭部から「黒い触手のような角」が生えたウサギ、コ…
  • 6
    【クイズ】2028年に完成予定...「世界で最も高いビル…
  • 7
    広大な駐車場が一面、墓場に...ヨーロッパの山火事、…
  • 8
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大…
  • 9
    【クイズ】沖縄にも生息、人を襲うことも...「最恐の…
  • 10
    夏の終わりに襲い掛かる「8月病」...心理学のプロが…
  • 1
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 2
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに感染、最悪の場合死亡も
  • 3
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...「就学前後」に気を付けるべきポイント
  • 4
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 5
    頭部から「黒い触手のような角」が生えたウサギ、コ…
  • 6
    「死ぬほど怖い」「気づかず飛び込んでたら...」家の…
  • 7
    「笑い声が止まらん...」証明写真でエイリアン化して…
  • 8
    「長女の苦しみ」は大人になってからも...心理学者が…
  • 9
    「何これ...」歯医者のX線写真で「鼻」に写り込んだ…
  • 10
    【クイズ】次のうち、「海軍の規模」で世界トップ5に…
  • 1
    「週4回が理想です」...老化防止に効くマスターベーション、医師が語る熟年世代のセルフケア
  • 2
    こんな症状が出たら「メンタル赤信号」...心療内科医が伝授、「働くための」心とカラダの守り方とは?
  • 3
    「自律神経を強化し、脂肪燃焼を促進する」子供も大人も大好きな5つの食べ物
  • 4
    デカすぎ...母親の骨盤を砕いて生まれてきた「超巨大…
  • 5
    デンマークの動物園、飼えなくなったペットの寄付を…
  • 6
    ウォーキングだけでは「寝たきり」は防げない──自宅…
  • 7
    山道で鉢合わせ、超至近距離に3頭...ハイイログマの…
  • 8
    「レプトスピラ症」が大規模流行中...ヒトやペットに…
  • 9
    将来ADHDを発症する「幼少期の兆候」が明らかに?...…
  • 10
    イラン人は原爆資料館で大泣きする...日本人が忘れた…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中