コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

鳩山辞任が象徴する二大政党制の機能不全

 首相がコロコロ変わるというのは、自民党の病気だと思われていたのが、民主党も似たような気配があるようです。何が問題なのでしょう? 現在日本で

2010.06.02
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NPT会議こそ広島・長崎へ

 NPT(核拡散防止条約)の再検討会議が終わりました。会議の結論としては、核廃絶への期限を切った工程表(ロードマップ)の制定はできず、漠然と

2010.05.31
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「シリー・バンズ」ブーム爆発、「日本化」するアメリカの子供たち

 今年に入ってジワジワと人気が拡大していた「シリー・バンズ(Silly Bandz)」という文房具は、この5月に入って全米の子供たちの間で人

2010.05.28
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鳩山首相=李大統領連携の功罪

 韓国の哨戒艦沈没事件について、李明博大統領から「北朝鮮の魚雷攻撃」であるという発表がありましたが、鳩山首相は間髪を入れずにこの韓国の立場を

2010.05.26
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地方自治と危機管理

 宮崎県の肉牛における口蹄疫問題は、アメリカから見ていても大変に深刻な様子が伝わってきます。とりわけ、大味なアメリカ牛肉に囲まれて、和牛の繊

2010.05.24
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アメリカの入試制度の盲点を突いた不正入学事件

 金融危機以来の財政難に悩むハーバード大学で、また1つ頭の痛い問題が発生しました。大胆な経歴詐称を行った受験生を見抜けずに入学を許可したばか

2010.05.21
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止まらない「ティーパーティー」旋風、その政治的影響力は?

 今夜、2010年5月18日(火)は11月の中間選挙へ向けての重要な「予備選(プライマリー)」が集中しています。今年の場合は、今夜のことを「

2010.05.19
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日米「2+2」に備えてのウォーミングアップ

 アメリカの外交論評誌『フォーリン・アフェアーズ』というのは、論評というよりはワシントンの様々な立場の外交政策に関するアドバルーン的なものと

2010.05.17
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二大政党制の衰退、アメリカの場合は?

 それにしても、英国のキャメロン内閣は与党保守党が過半数を持っていない、純粋な連立内閣になってしまいました。キャスティングボードを握った自由

2010.05.14
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スポーツ選手の大量立候補に思う

 スポーツ選手が政治家に転身するのは、個別のケースとしては悪いことではないと思います。当選した後は、否が応でも政界の中であるいは世論の目にさ

2010.05.12
MAGAZINE
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
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2025年10月28日号(10/21発売)

高齢者医療専門家の和田秀樹医師が説く――脳の健康を保ち、認知症を予防する日々の行動と心がけ

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