コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

日米「2+2」に備えてのウォーミングアップ

 アメリカの外交論評誌『フォーリン・アフェアーズ』というのは、論評というよりはワシントンの様々な立場の外交政策に関するアドバルーン的なものと

2010.05.17
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

二大政党制の衰退、アメリカの場合は?

 それにしても、英国のキャメロン内閣は与党保守党が過半数を持っていない、純粋な連立内閣になってしまいました。キャスティングボードを握った自由

2010.05.14
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

スポーツ選手の大量立候補に思う

 スポーツ選手が政治家に転身するのは、個別のケースとしては悪いことではないと思います。当選した後は、否が応でも政界の中であるいは世論の目にさ

2010.05.12
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

荒れ模様の五月、世界の方向性はどこへ?

 オバマ政権が医療保険改革法案を成立させる一方で、景気は様々な指標が好転しつつあり、夏へ向けてアメリカ社会には明るさが戻ってくる、そんな4月

2010.05.10
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

選挙に怯える議会と、余裕を見せるオバマ

 ここへ来て、アメリカの政局は落ち着かない気分になってきました。そこには、中間選挙まで残り半年を切ったという事情が大きく作用しているようです

2010.04.28
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

オバマのエネルギー政策はどこへ向かうのか?

 先週のアメリカでは、火曜日に発生したルイジアナ沖海底油田の爆発事故のニュースがトップを独占していました。巨大な油井の構造物が激しく爆発して

2010.04.26
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

激化するアメリカの大学入試事情

 アメリカの大学入学選抜は、日本のようなペーパー試験一発勝負とは違います。入試事務室に必要な書類を提出して、主として書類審査で行われます。こ

2010.04.23
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

アメリカの知事はどうして大統領になれるのか?

 アメリカでは、州知事経験者が大統領になる例が数多く見られます。むしろ、国政経験者、特に連邦議会の議員が大統領になる例より知事経験者の方が多

2010.04.21
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

トヨタ「部品腐食」リコールはこれまでで最悪のケース

 一連の「トヨタバッシング」が一段落したと思ったら、レクサスGX460の「非常識なスピードでカーブを曲がると横滑りする」という雑誌の中傷で販

2010.04.19
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

「子ども手当」考

 民主党政権の「目玉」である「子ども手当」法案が成立しました。日本の子育てや教育の事情には色々と深刻な問題があるのですが、とにかく制度改革に

2010.04.16
MAGAZINE
特集:世界が尊敬する日本のCEO
特集:世界が尊敬する日本のCEO
2025年7月 1日号(6/24発売)

不屈のIT投資家、観光ニッポンの牽引役、アパレルの覇者......その哲学と発想と行動力で輝く日本の経営者たち

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝食が「高額すぎる」とSNSで大炎上、その「衝撃の値段」とは?
  • 2
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々と撤退へ
  • 3
    飛行機内で「最悪の行為」をしている女性客...「あり得ない!」と投稿された写真にSNSで怒り爆発
  • 4
    定年後に「やらなくていいこと」5選──お金・人間関係…
  • 5
    都議選千代田区選挙区を制した「ユーチューバー」佐…
  • 6
    細道しか歩かない...10歳ダックスの「こだわり散歩」…
  • 7
    「子どもが花嫁にされそうに...」ディズニーランド・…
  • 8
    人口世界一のインドに迫る少子高齢化の波、学校閉鎖…
  • 9
    「温暖化だけじゃない」 スイス・ブラッテン村を破壊し…
  • 10
    イスラエル・イラン紛争はロシアの影響力凋落の第一…
  • 1
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 2
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の「緊迫映像」
  • 3
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事故...「緊迫の救護シーン」を警官が記録
  • 4
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 5
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝…
  • 6
    「うちの赤ちゃんは一人じゃない」母親がカメラ越し…
  • 7
    「小麦はもう利益を生まない」アメリカで農家が次々…
  • 8
    飛行機内で「最悪の行為」をしている女性客...「あり…
  • 9
    「アメリカにディズニー旅行」は夢のまた夢?...ディ…
  • 10
    ホルムズ海峡の封鎖は「自殺行為」?...イラン・イス…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊の瞬間を捉えた「恐怖の映像」に広がる波紋
  • 3
    「あまりに愚か...」国立公園で注意を無視して「予測不能な大型動物」に近づく幼児連れ 「ショッキング」と映像が話題に
  • 4
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 5
    妊娠8カ月の女性を襲ったワニ...妊婦が消えた川辺の…
  • 6
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 7
    10歳少女がサメに襲われ、手をほぼ食いちぎられる事…
  • 8
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 9
    JA・卸売業者が黒幕説は「完全な誤解」...進次郎の「…
  • 10
    「コーヒーを吹き出すかと...」ディズニーランドの朝…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中