コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

イラクの後はアフガン、厭戦気分のアメリカのその先は?

 先週はイラクからの戦闘部隊撤兵が大詰めを迎えたニュースが繰り返し報道され、イラク戦争については「一段落」というムードが広まりました。実際は

2010.08.23
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「フライング」だった? 「戦勝キス」のタイミング

 第2次大戦終結の8月15日(アメリカでは時差の関係で14日)のことは、アメリカでは「VJデー」(日本に勝った日)という呼び方をする人がいま

2010.08.20
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「グラウンド・ゼロ」の「モスク」論争はどうして政治問題化したのか?

 穏健イスラム教グループによる、マンハッタン島の南部、トライベッカ地区に「イスラム・コミュニティ・センター・パーク51」を建設する計画が明ら

2010.08.18
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「ブチ切れたCA」はどうしてネットのヒーローになったのか?

 8月9日、ニューヨークのJFK空港に到着したジェットブルー便はゲートに着く直前でした。その時、CA(客室乗務員)のスティーブン・スレーター

2010.08.16
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突如「日本型デフレ」を心配し始めたアメリカ、その背景とは?

 7月末以来、アメリカの金融界では突然「デフレ懸念」という言葉が囁かれるようになりました。とにかく景気の戻りが遅い、雇用の回復はもっと遅いと

2010.08.04
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ヒラリー・クリントンの立ち位置

 先週のアメリカでは、TVにしても新聞しても「ヒラリー・クリントン」の露出が目立ちました。1つは週末に行われた、ヒラリーとビル・クリントンの

2010.08.02
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若返り続くアメリカのオーケストラ指揮者事情

 スポーツで言えば、野球やサッカーの監督人事が大きな話題になるように、クラシック音楽の世界では名門オーケストラの指揮者の人事というのは、色々

2010.07.30
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「ねじれ」とは「権力を抑えよう」という民意なのでは?

 参院選以来、「ねじれ」を選択した民意とは何かをずっと考え続けてきました。「菅首相は不支持、但し続投は支持」であるとか「自民党の勝利には満足

2010.07.28
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『インセプション』に見る日米文化「相互作用」の可能性

 レオナルド・ディカプリオと渡辺謙の共演で話題となった映画『インセプション』(クリストファー・ノーラン監督)ですが、公開から10日間で1億4

2010.07.26
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オバマ時代になってかえって難しくなった人種問題

(編集部からのお知らせ:このブログの過去のエントリーが加筆して掲載されている冷泉彰彦さんの著書『アメリカは本当に「貧困大国」なのか?』〔阪急

2010.07.23
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特集:台湾有事 そのとき世界は、日本は
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2025年8月26日号(8/19発売)

中国の圧力とアメリカの「変心」に危機感。東アジア最大のリスクを考える

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