コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

若者の「内向き志向」の原因は「悪いお手本」にあるのでは?

 最近の日本発のニュースでは、やたらに「若者の内向き志向」という話題が目立ちます。「大学では予算があるのに短期留学の派遣定員が埋まらない」「

2010.10.29
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

人生ドラマ満載のワールドシリーズ、いよいよ開幕

 今年のメジャーリーグのワールドシリーズは、昨年に続いてフィリーズとヤンキースの名門同士の再戦になる、そんな予想していた人が多かったように思

2010.10.27
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

ショパンコンクール決勝進出ゼロ、「オールジャパン」に再建策はあるのか?

 作曲家ショパンを記念して5年ごとにワルシャワで行われる、ショパン・コンクールは優勝するとほとんど自動的に一流のプロのピアニストとして認めら

2010.10.25
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

アニタ・ヒル事件、19年目の後日談とは?

 アメリカでは、議会の公聴会や裁判などで注目の事件が扱われる際には、カメラを入れて一部始終を中継することが多く、そうした映像が歴史を作ってい

2010.10.22
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

アメリカで聞く坂本龍一氏のピアノ・ソロ

 今週から始まった坂本龍一氏の「ノース・アメリカ・ツアー」初日は、フィラデルフィア近郊のグレンサイドという小さな街にある、ケズウィック・シア

2010.10.20
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

外交には国論の一致が必要なのか?

 毎日新聞の電子版によれば、宮本雄二前駐中国大使が先週、東京都内で講演し「国家は一本の背骨が入っていないとダメだ。ふにゃふにゃした国が外交を

2010.10.18
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

軍需産業に経済成長を期待するのは、そもそも可能か?

 菅内閣は「武器輸出3原則」の緩和を検討しているようです。菅総理にしても北澤防衛相にしても真意が今ひとつ読めません。沖縄がスンナリ行かない分

2010.10.15
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

チリ落盤事故の救出ドラマは、どうしてアメリカ人を感動させるのか?

 本稿の時点では、まだ1人目の引き上げ作業が終わっていませんし、1人当たり30分程度を要する引き上げを続けて、33人の全員を地上に救出するに

2010.10.13
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

日本の教育はマイナーチェンジではダメなのでは?

 日本発のニュースには複雑な社会構造の変化を反映したものが多く、1つや2つの政策変更では状況を改善するのは難しいので、単純な正論を提示するだ

2010.10.12
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日銀の金融緩和は、どうして世界の市場から歓迎されたのか?

 今週の火曜日、日本銀行はいわゆる金融緩和策を発表しました。同時に発表された主旨と今後の方針は、以下の3点です。(1)ゼロ金利(ゼロから0・

2010.10.08
MAGAZINE
特集:台湾有事 そのとき世界は、日本は
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2025年8月26日号(8/19発売)

中国の圧力とアメリカの「変心」に危機感。東アジア最大のリスクを考える

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