コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

日本の総選挙の結果をどう見るか

 アメリカはコネチカット州の小学校での乱射事件のショックに沈んでおり、日本の総選挙のニュースは「囲み記事」であるとか、「画面下のテロップ」と

2012.12.17
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代

「夜も眠れない」青函トンネルの新幹線通過問題

 別に騒音で眠れないのではありません。その昔、夫婦漫才の春日三球・照代さんが「地下鉄が新しくできるときに、車両をどうやって入れるのかを考える

2012.12.14
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代

北朝鮮「弾道ミサイル発射実験」の意味

 本日、12月12日午前9時49分頃、北朝鮮の西部(恐らくは東倉里・西海衛星発射場)から事実上弾道ミサイルと見られる物体が南方に向かって発射

2012.12.12
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

「ふわりとした民意」はどうやって生まれるのか?

 読売新聞(電子版)の書き方が実に興味深かったので、まずはそれから。 「7日午後5時18分頃、最大で震度5弱の地震が東北地方を襲い、民主党政

2012.12.10
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

ハリケーン「被災州」の視点

 巨大ハリケーン「サンディ」が上陸して、ここニュージャージー州と隣のニューヨーク州に甚大な被害を与えたのが10月29日で、既に1カ月半近くが

2012.12.07
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代

ネット規制解禁の前に「公示期間」という制度を再考すべきでは?

 今回の衆院選では、改めてネットを使った選挙運動の早期解禁が求められているわけですが、日本の公職選挙法にある規制のおかげで選挙運動が形式化し

2012.12.05
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

日本の対立軸にはどうして「経済合理性+国際協調」という選択肢がないのか?

 今回の衆院選は、多数の政党が登場しています。勿論、乱立だとか混乱だという形容は当たっているのですが、少なくとも選択肢は増えたというメリット

2012.12.03
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代

ここがヘンだよ衆院選

 今回の日本の衆院選については「筋の通らない」ことばかりが目について、こんなことで日本の方向性が決まってしまって良いのか、大変に心配になりま

2012.11.30
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

どうして日本は6年間に6人の総理を取り替えたのか?

 今回『チェンジはどこへ消えたか オーラをなくしたオバマの試練』という本を出版しました。2008年には「チェンジ」であるとか「イエス・ウィ・

2012.11.28
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

安倍自民党の「インフレターゲット論」3つの問題点

 3%というターゲットを設定した上で、インフレが進行するように金融緩和を思い切り行う、そうしてデフレを脱却し超円高を是正して成長トレンドを回

2012.11.26
MAGAZINE
特集:台湾有事 そのとき世界は、日本は
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2025年8月26日号(8/19発売)

中国の圧力とアメリカの「変心」に危機感。東アジア最大のリスクを考える

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