コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

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全日空巨額増資の戦略性を考える

 全日本空輸は、総額2110億円という大規模な第三者割り当て増資を発表しました。要するに、これだけの金額をキャッシュで調達するために、株を新

2012.07.04
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

誤解されてしまった、ダルビッシュの「謙虚さ」

 メジャーリーグのオールスターが7月10日に迫る中、両リーグのメンバーが発表になりましたが、そこにレンジャースのダルビッシュ有投手の名前はあ

2012.07.02
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世界経済の文脈から見た「消費税法案衆院可決」

 まず、今回の可決を受けて超円高にはなっていません。日本が、大変な思いをして消費税率アップへの合意形成をしつつあるのに、まるで、世界の金融市

2012.06.29
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

ヒスパニック票を無視できなくなったアメリカ政治

 25日の月曜日にアメリカの連邦最高裁は、かねてより問題になっていた、アリゾナ州の「不法移民規制法」の一部について、違憲であり無効という判断

2012.06.27
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「雪が溶けると春になる」はどうしてバツになるのか?

 医薬品関係のベンチャー企業を立ちあげている私の友人が、子供時代に日本の小学校で経験したある「光景」をある雑誌のインタビュー記事で語っていま

2012.06.25
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無罪判決続くセレブ裁判、アメリカの陪審員裁判に何が起きているのか?

 アメリカ人は法廷ドラマが大好きですし、多くの州や連邦では主要な法廷がTV中継されることも珍しくありません。そんな中で、陪審員が下す判決は、

2012.06.22
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

台風、ハリケーンと防災体制における「効率」の問題

 まず、今回の台風4号で被害や影響を受けた皆さまにお見舞いを申し上げます。  さて、アメリカでは台風ではなくハリケーンになるわけですが、私の

2012.06.20
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「日本は5年で破綻」藤巻健史氏の警告に対しての「解」はあるのか?

 6月14日に米ブルームバーグが配信した藤巻健史(フジマキ・ジャパン社長)の発言はショッキングなものでした。「ユーロがデフォルトになるより日

2012.06.18
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ハーバードはどうしてホームレス高校生を何人も合格させるのか?

 この春、ノースカロライナ州のローンデールという小さな町に住む、ドーン・ロギンスさんという女子高校生のもとに、ハーバード大学から一通の封書が

2012.06.15
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日本のオフィス仕事では、どうして「原本」が大事なのか?

 先週ワシントン・ポスト紙(電子版)に「日本ではファックスが今でも健在。理由は言語と文化のため」という記事が掲載されていました。  この記事

2012.06.13
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2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

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