コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

戦争も政治も遠い、現在のアメリカの「リハビリ気分」

 今週の火曜日、2月12日はオバマ大統領による「年頭一般教書演説」が行われました。現在議会で進行中の「財政再建のための歳出カット論議」が大き

2013.02.15
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

レスリングが五輪から「除外?」、アメリカでも広がる困惑

 別に「日本のお家芸」だからということで、欧米の委員たちが意地悪をしたわけではないと思います。今回の「レスリングがオリンピック種目から除外さ

2013.02.13
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

新たな局面に入った「アベノミクス」、今後の方向性のあるべき姿は?

 昨年12月の総選挙で安倍政権が発足して以来、いわゆる「アベノミクス」という通貨・財政政策への期待感から、市場では円安と日本株の高騰が続いて

2013.02.12
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代

「円形交差点」の導入、効率と安全性への影響はどうか?

 2月7日の毎日新聞(電子版)にあった「円形交差点:ラウンドアバウト型、飯田で運用開始 全国初、信号機撤去し改造」という記事は、私には大変に

2013.02.08
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

「イッサイ反論しない」という国語入試問題のどこが問題か?

 立命館大学の国語の入学試験で、「イッサイ」という漢字を書かせる問題を出題したところ、試験の際に使用する受験票に「遅刻は一切認めない」という

2013.02.06
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

北陸新幹線の試験走行にはどうして「ふた冬」が必要なのか?

 現在は長野までが開業している北陸新幹線ですが、既に長野から飯山、上越、糸魚川、新黒部、富山、新高岡を経て金沢まで(一部の駅名は仮称)の延伸

2013.02.04
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代

体罰カルチャーを乗り越えるための5つの論点

 体罰そのものが問題なのではありません。女子柔道にしても、直接の抗議ではなく連名での告発状を組織に突き付けるという非常手段が必要だったわけで

2013.02.01
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代

『abさんご』、遁走する日本語の表記法

 黒田夏子さんの芥川賞受賞作『abさんご』に関しては、75歳という黒田さんが史上最高齢での受賞だとして話題になっています。ですが、私にはこの

2013.01.30
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

体罰禁止論議と国旗国歌論議の重なる部分

 大阪の桜宮高校バスケットボール部で主将が自殺した問題は、自殺原因と推測される監督の体罰の背景に「体罰容認カルチャー」があるということから、

2013.01.28
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代

被害者の実名はどうして報道されなくなったのか?

 今回のアルジェリアでの人質事件で犠牲になった日本人被害者の方々の実名を報道するかどうかという問題が議論になっています。  政府としては、今

2013.01.25
MAGAZINE
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
2025年10月28日号(10/21発売)

高齢者医療専門家の和田秀樹医師が説く――脳の健康を保ち、認知症を予防する日々の行動と心がけ

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