コラム
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

冷泉彰彦

(れいぜい あきひこ)ニュージャージー州在住。作家・ジャーナリスト。プリンストン日本語学校高等部主任。1959年東京生まれ。東京大学文学部卒業。コロンビア大学大学院修士(日本語教授法)。福武書店(現ベネッセコーポレーション)勤務を経て93年に渡米。

最新刊『自動運転「戦場」ルポ ウーバー、グーグル、日本勢――クルマの近未来』(朝日新書)が7月13日に発売。近著に『アイビーリーグの入り方 アメリカ大学入試の知られざる実態と名門大学の合格基準』(CCCメディアハウス)など。メールマガジンJMM(村上龍編集長)で「FROM911、USAレポート」(www.jmm.co.jp/)を連載中。週刊メルマガ(有料)「冷泉彰彦のプリンストン通信」配信中。

プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

拉致監禁被害者の実名報道はどうして可能なのか?

 先週の月曜日、5月6日に発生したオハイオ州クリーブランドでの「拉致監禁被害者の救出劇」は、1週間にわたってアメリカのニュースメディアのヘッ

2013.05.14
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

新作『多崎つくる・・・』で村上春樹はどこへ向かおうとしているのか?

 村上春樹氏の文学に関しては、昨年に「ノーベル文学賞を逃した」際に、私はこの欄で「村上文学のとりあえずの現在位置」を確認しています。それは、

2013.05.09
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政治家の「外遊中の失言」はどうして「マズイ」のか?

 少し以前の話になりますが、猪瀬直樹東京都知事の「イスラム世界はケンカばかり」という失言には驚かされました。同時に、先週に飛び出した麻生太郎

2013.05.07
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日米関係まで揺らぐ危険、靖国問題に落とし所はあるのか?

 靖国神社の春季例大祭にあたり、安倍内閣の閣僚数名とともに、「みんなで靖国神社に参拝する国会議員の会」の168名が集団参拝したというニュース

2013.04.25
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ボストン・テロ事件で米ロ関係はどうなる?

 4月15日のボストン・マラソン爆弾テロ事件は、18日の木曜日の夜以降、約23時間という容疑者兄弟の追跡劇の結果、兄は死亡、弟は逮捕という「

2013.04.23
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

ボストン爆弾テロから2日、情報が錯綜する中で犯人像の可能性は?

(※引き続き速報です。あくまで現地時間の事件当日4月17日の21時半現在の情報に基づいての記述であることをご承知おきください。)  事件から

2013.04.18
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ボストン・マラソン爆弾テロ、事件当夜のアメリカ

(※速報です。あくまで現地時間の事件当日4月15日の22時半現在の情報に基づいての記述であることをご承知置きください。)  有名なマラソンの

2013.04.16
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憲法改正の論点をどう整理するか?

 7月の参院選では、憲法改正問題が争点として現実味を帯びて来ました。前回この欄で、憲法改正要件を規定した「96条」に絞った改正について考えて

2013.04.11
プリンストン発 日本/アメリカ 新時代 冷泉彰彦

サッチャリズムが、現代日本の参考には「ならない」3つの理由

 マーガレット・サッチャー元英首相の訃報に接しました。87歳ですから大往生ですし、認知症の発症を公表してからの「静かなお別れ」の期間も十分に

2013.04.09
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西武HDと投資ファンドのトラブル、TPP加入によりこうしたケースが増えるのか?

 西武鉄道とプリンスホテルを中心に事業展開をしている西武グループの持ち株会社西武HDは、サーベラスという米系の投資ファンドが筆頭株主となって

2013.04.04
MAGAZINE
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
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2025年10月28日号(10/21発売)

高齢者医療専門家の和田秀樹医師が説く――脳の健康を保ち、認知症を予防する日々の行動と心がけ

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