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トランプボイコットで、共和党予備選のテレビ討論は初回から大混戦
一方で、同時に配信された「トランプのインタビュー」は、よくあるユーチューブの対談番組という感じで、適当に雑談を続けるスタイルの「ゆるい」コンテンツでした。その中で、2点だけ特筆するならば、
「バイデンはもう健康がダメだろう。ハワイ慰問のときなどは、爪楊枝が歩いているみたいだった。民主党はもっと若い候補になるのではないかな」
「2021年1月6日(議会襲撃のこと)は、あんなにパッションと愛情があふれた群衆は見たことがない。だが、敵(民主党と議会共和党)はヘイトだからね。パッションとヘイトは相性が悪いから、内戦とかもまああるかもな」
まあ、床屋政談のようなもので、それ以上でも以下でもないのだと思いますが、後者についてはやはり不気味な印象を受けました。
大統領選のテーマは世代交代?
一方で、民主党の予備選はバイデンが60%以上の支持を集めており、2位のロバート・ケネディ・ジュニア候補は「ワクチン陰謀論」が主要な主張という「独自の戦い」となっているなかでは、現時点では、現職バイデンがこのまま統一候補になる可能性が高いと見られます。
ただ、ここへ来て連邦議会上院の指導者(2名)への高齢批判が激しくなっている中で、現在80歳のバイデンが続投することへの懸念は潜在的に渦巻いています。そんな中で、21日に山火事で被災したハワイ・オアフ島のラハイナを訪れた際のバイデンのスピーチは内容も読み方も「おざなり」であったことで、一部には強い批判が出ています。
トランプの「爪楊枝」発言も、これを言っているのでしょうし、共和党の討論の中でも高齢批判の話は出たり入ったりしていました。もしかすると、今回のバイデン大統領によるハワイ訪問の「失態」の悪印象がジワジワ広がる中で、世代交代を要求する民意がどこかで噴出するかもしれません。
その場合の受け皿としては、ハリス副大統領よりも、ガビン・ニューサム、カリフォルニア州知事を推す声が静かに高まりを見せています。これから秋に向かう中で民主・共和両党ともに、世代交代ということが政局のテーマとして浮上するかもしれません。今回の共和党のテレビ討論でラムズワミ候補が好き放題に近いパフォーマンスを見せたのも、1つの象徴であり、予兆なのかもしれません。
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