- HOME
- コラム
- プリンストン発 日本/アメリカ 新時代
- 日本とドイツ、「戦後の国のかたち」の違いとは何か?
日本とドイツ、「戦後の国のかたち」の違いとは何か?
一方で、ドイツに見習わなくてはならない姿勢というのもあると思います。ドイツは戦後の長い時間、ずっと「ナチズムを生み出した風土」への反省的な分析を続けています。「ドイツ連邦共和国」は国家として第三帝国を継承することはなかったのですが、民族として、文化圏としての反省的な姿勢から外れることはありませんでした。
これに対して、日本の場合は「戦前を否定する勢力は東側の軍事同盟の影響下」にあった一方で、「自由経済を志向する側は戦前的な価値観に甘い」という奇妙な「冷戦的な分裂」、つまりは一種の思考停止が続いたわけです。自分の力で自由な発想で「枢軸に与して亡国に至った」歴史や、「周辺国の名誉を毀損し続けた」あるいは「成熟した経済社会を築けなかった」歴史への反省を行うということについては、ドイツほどの徹底は出来ていません。
要するに、ドイツとの比較論ということで言えば、公的な「国のかたち」に関して日本は戦前との連続性はあるものの、戦後は自らの行動によって名誉あるポジションに自分を持っていくことができたわけで、戦前との非連続だけでなく分裂の苦しみを経験したドイツの例とは「正常化のプロセス」に違いがあったわけです。公的な、あるいは法的な問題としての戦後処理ということでは、全く違うのです。
従って、現在の日本は「国のかたち」が戦前と連続した面があるから「枢軸国」であるとか、ドイツに見習って周辺の国境紛争では全面譲歩せよ、というような主張は一蹴して良いと考えます。その一方で民族や文化圏としての「歴史への反省的な姿勢」ではドイツに学ぶべきであると思います。
マドゥロ後のベネズエラ原油開発、日本の利権をどう考える? 2026.01.07
トランプ政権の勢いに変調の兆しが漂い始めた 2025.12.24
円安と円高、日本経済に有利なのはどっち? 2025.12.17
サッカーをフットボールと呼ばせたいトランプの執念 2025.12.10
ベネズエラ船撃沈事件に揺れるペンタゴン 2025.12.03
意外にも「友好的」だったトランプ・マムダニ会談 2025.11.26
アメリカの雇用低迷と景気の関係が変化した可能性 2025.11.19
-
「カスタマーサクセス」外資系上場SaaS×AI・IoT日本法人/日本市場の事業成長を一緒に推進するCSMポジション「港区勤務」/IoT・M2M・ロボット
アシオット株式会社
- 東京都
- 年収400万円~1,000万円
- 正社員 / 契約社員
-
総務/外資系証券会社の総務/平日週5日勤務/年間休日120日
ワークスアイディ株式会社
- 東京都
- 月給25万円~30万円
- 正社員
-
大手外資系コンサルをサポートする「秘書」20代~40代活躍中
株式会社アグロスコンサルティング
- 東京都
- 月給30万円~35万円
- 正社員
-
人事マネージャー候補/外資系大手オンラインメディア企業
株式会社クリーク・アンド・リバー社
- 東京都
- 年収750万円~950万円
- 正社員






