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【写真特集】コロナ禍でドライブインシアター人気が再び

DRIVE-IN NATION

Photographs by LAURA MORTON

2021年02月20日(土)18時00分

『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』を上映するペンシルベニア州ディルズバーグのハーズ・ドライブイン。ドライブインシアターでの新作上映はまれだったが、コロナ禍では珍しくない

<全米各地のドライブインで、人々は孤独と連帯感の入り交じった体験を共有している>

新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)のさなか、アメリカの至る所で人々は、社会的距離を取りながら一体感を味わえる場所を求めている。それが実現できるのは、古き良き時代のアメリカにおなじみの場所――ドライブインシアターだ。

持病を抱える私はコロナ禍の当初、社会的距離を過剰に気にしていた。公共の場で唯一安心できたのは、自家用車の中。車内では殻に守られながら、他人と交流できる。

ドライブインシアターはアメリカ文化の核心と密接に結び付く。個人の自由やアウトドア願望、車、ジャンクフード、そしてハリウッドだ。1950年代の4000カ所超からは激減したが、今でも約305のシアターが残る。

パンデミックで屋内型映画館が次々と休館するなか、新たな客層が加わったドライブインもあれば、休業状態から復活を遂げたところもある。全米各地のドライブインで、人々は孤独と連帯感の入り交じった体験を共有している。

―ローラ・モートン

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アイダホ州ドリッグスのザ・スパッド・ドライブインに入場する車を出迎えるチケット売り場の係員。「スパッド」はアイダホ州名産のジャガイモから名付けられた


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アメリカで最も歴史ある1934年開業のシャンクウェイラーズ・ドライブインシアター(ペンシルベニア州オアフィールド)に雨上がりの虹がかかる


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家族経営のハーズ・ドライブインの5代目として働くアビー(左)とトリーのハーディー姉妹。1953年の開業以来、このシアターは同じ一家が経営している。現在の経営主は2人の祖母

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