トランプ氏、ウクライナ防衛に「パトリオットミサイル必要」

トランプ米大統領は、4日のウクライナのゼレンスキー大統領との電話会談について、良い会談ができたとし、ウクライナの防衛にはパトリオットミサイルが必要だと述べた。キーウで4日撮影(2025年 ロイター/Gleb Garanich)
Andrea Shalal Max Hunder
[ワシントン/キエフ 5日 ロイター] - トランプ米大統領は、4日のウクライナのゼレンスキー大統領との電話会談について、良い会談ができたとし、ウクライナの防衛にはパトリオットミサイルが必要だと述べた。一方で、プーチン・ロシア大統領の停戦に後ろ向きな姿勢に改めて不満を示した。
トランプ氏は、大統領専用機内で記者団に、ゼレンスキー氏と良い会談ができたとする一方、前日のプーチン氏との電話会談については、プーチン氏が停戦に取り組むことを拒否しているとして「非常に不満だ」と繰り返した。
ゼレンスキー氏の要求に応じ、パトリオットミサイルを提供することに同意するかとの質問に、「彼らは防衛のためにそれを必要とするだろう。彼らはかなり大きな打撃を受けているので、何かが必要になるだろう」と述べた。
停戦の見通しについては、「非常に厳しい状況だ。プーチン大統領との電話(会談)には非常に不満だ。彼は最後までやり遂げたがっている。ただ人々を殺し続けたいだけだ。これは良くない」と語った。