<日本映画界のヒットメーカー瀬々監督の『とんび』は定石を外さないベタな作品で、映画通には評価されないが......> 時代は昭和37年。三輪
<万人受けする映画ではないが刺さる人には刺さる。それもかなり深々と> タル・ベーラ監督の『ニーチェの馬』を観たのは11年前。劇場でスクリーン
<テーマは保守王国・石川県の議会における同調圧力と権力への忖度、そして男尊女卑。この作品に映し出される県議会の姿は、半世紀以上も自民党一強時
<自民党歴代首相経験者や山口組などとも深いつながりがあり、保守の重鎮だった藤木幸夫はカジノを推進する自民党政権に反旗を翻す。テレビ版より明ら
<いい意味で、軽快。伏線回収も見事。脚本まで手掛ける内田けんじ監督の「決意」が見える。「軽い映画だから」と侮るなかれ> ミステリーとサスペン
<舞台は75歳以上で自ら死を選択できる制度が施行された近未来の日本。「自ら選択」と言うけれど──> 小学生の頃は中学生が大人に見えていた。体
<役所勤めとは何もしないこと。命令や指示に従うこと。こうして組織はとてつもない失敗を犯す。ナチスもそうだった。アイヒマンや渡辺課長は僕であり
<良質なドキュメンタリーかと問われれば否定するが、面白いかとか見る価値はあるかと問われれば、ためらうことなく肯定する> 大学で自主制作8ミリ
<映画『悪人』についてネットで検索すると「本当の悪人は誰か」といったフレーズが見られる。でも、本当の悪人は1人もいない。人は環境設定でいかよ
<最近の邦画は質量が物足りない。要するに薄い。その点、吉田修一原作、李相日監督作の『怒り』はメガトンクラスの重さだ。それでも不満なのは──>
実写ドラマのヒットで高まるBL(ボーイズラブ)人気。長きにわたるその歴史と深い背景をひもとく
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