ヌーベルバーグを議論する黒沢清たちを横目に麻雀ばっかりやっていた......そんな僕の『勝手にしやがれ』体験
ILLUSTRATION BY NATSUCO MOON FOR NEWSWEEK JAPAN
<この連載において、ヌーベルバーグは1本もないなとずっと思っていた。だから今回はゴダールの『勝手にしやがれ』について書いてみたい>
映画館に通い始めた高校時代、反体制的で反権威的なテーマを掲げて、勧善懲悪やハッピーエンドなどハリウッドの旧来的な価値観を真っ向から否定するアメリカン・ニューシネマの時代は終わりかけていた。
でもだからこそ、旧作を2本立てや3本立てで上映する名画座は、アメリカン・ニューシネマの全盛期だった。
ハリウッドでアメリカン・ニューシネマが量産されていた時代の少し前、1959年〜60年代前半にフランスでも新しい映画運動が起きていた。ヌーベルバーグ(新しい波)だ。
既存の映画の形式や価値観を否定してジャンルの再解釈や脱構築を目指すことは共通しているけれど、ハリウッドの若い世代や自主映画出身者が中心だったアメリカン・ニューシネマに比べると、映画批評誌「カイエ・デュ・シネマ」に寄稿していたフランソワ・トリュフォーやジャンリュック・ゴダールなど若い批評家たちが担い手だったヌーベルバーグは、俳優に即興の演技を要求したり、編集においては自然なつながりを無視するジャンプカットの使用やイマジナリーライン(想定線)の破壊など実験的な要素が強かった。
そのヌーベルバーグの代表作でゴダールの『勝手にしやがれ』を名画座で観たのは大学時代。面白いか面白くないか以前に全く理解できなかった。
トリュフォーの『大人は判ってくれない』やルイ・マルの『鬼火』も、『勝手にしやがれ』に比べれば理解はできたが、でもやっぱり面白くない。
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