中国が強行する「人類史上最大」ダム建設...生態系や流域住民への影響は?下流国との外交問題必至
Satellite Photos Show Where China Is Building World's Biggest Hydro Dam

チベット自治区を流れるヤルンツァンポ川。この川に超巨大ダムが建設される why2husky-shutterstock
<中国は三峡ダムを超える規模のダムをチベット自治区ニンティ市に建設している。各国から懸念の声が上がっているが、中国はどこ吹く風だ>
中国が世界最大となる予定のダム建設に着手したことが、衛星画像によって明らかになった。このプロジェクトは、湖北省の三峡ダム建設以来、最大規模の国家的インフラ事業となる。
【画像】中国が世界最大となる予定のダムを建設していることを示す衛星画像
本誌は中国外交部および中国電力建設集団有限公司にコメントを求めている。
習近平(シー・チンピン)国家主席は、2060年までにカーボンニュートラルを達成するという目標を掲げている。チベット自治区ニンティ市メトク県で建設されている この巨大ダムは、中国のグリーンエネルギーの生産量を増やし、目標達成に寄与するだろう(なお、中国は依然として世界最大の温室効果ガス排出国でもある)。
この物議を醸している巨大ダムプロジェクトは、アジアで最も生物多様性に富んでいる河川系のみならず、インドおよびバングラデシュの下流に暮らす数千万人の生活にも影響を与える可能性がある。そのため、周辺国は環境的、地政学的な懸念を抱いている。
中国外交部の郭嘉昆(クオ・チアクン)報道官は、7月23日の定例記者会見で、「ヤルンツァンポ川下流域に水力発電プロジェクトを建設することは、中国の主権の範囲内だ」と述べた。
「中国は越境河川開発において常に高い責任感を持ち続けており、水力発電プロジェクトに関しても豊富な経験を有している。このプロジェクトの計画、設計、建設は、すべて中国の最高基準を厳格に順守しており、全面的な生態環境保護を実施している。多くの重要な生態環境に影響がありそうな地域を回避し、本来の生態系を最大限に保全している」
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