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チベット問題

ダライ・ラマ14世が「後継者」を語る日がついに...中国やチベットはどう出る? 転生制度の未来は?

2025年7月1日(火)14時25分
楢橋広基(本誌記者)
ダライ・ラマ14世

インドに亡命しているダライ・ラマ14世は今年7月に90歳という節目を迎える Arnd Wiegmann-REUTERS

<ダライ・ラマ14世は「次のダライ・ラマ」について、90歳頃に方針を決めると度々言及していた。今月、ついに90歳の誕生日を迎える>

チベット仏教の最高指導者であり、今なお世界中のチベット人の精神的支柱となっている「ダライ・ラマ」。

ダライ・ラマは死後転生すると信じられているが、その転生制度をめぐって現在、チベット亡命政府、中国政府、欧米諸国の間でさまざまな思惑が交差している。


現在の最高指導者であるダライ・ラマ14世は2011年、「私が90歳くらいになった頃には、チベット仏教各派の高僧、チベット国民、そしてチベット仏教を信奉するその他の関係者と協議し、ダライ・ラマ制度の存続の是非を再評価する」と表明していた。そして2025年7月6日に、ダライ・ラマ14世は90歳を迎える。

ダライ・ラマ転生制度は一体どうなるのか。従来通り死後転生するのか、それとも生前に後継者を認定したり、転生を廃止したりする可能性はあるのか。

7月に何らかの決定がなされた場合、傀儡の後継者を立ててチベットを都合よく支配することを目論む中国との対立は避けられないだろう。

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