<ホラー映画の嚆矢と言える1974年公開の『エクソシスト』は「邪まな悪と聖なる信仰の闘い」という単純な図式を拒絶している> 雑味という言葉が
<なぜ娘2人はイスラム国の兵士となったのか? 本人と俳優を使って家族の時間を再現する『Four Daughters フォー・ドーターズ』は観
<脚本オリバー・ストーン、監督アラン・パーカーの『ミッドナイト・エクスプレス』では「主人公の成長」という映画の王道に反し、ビリーは最後まで軽
<1979年の粛軍クーデターをテーマに、韓国でも日本でもヒットした『ソウルの春』はエンタメながら政治家や軍人への批判をためらわない> 197
<ドキュメンタリー映画『ノー・アザー・ランド 故郷は他にない』はイスラエルの無慈悲な行為を映す一方、監督たちの対話には希望も感じさせる> イ
<1983年の公開当時、ジョージ・ロイ・ヒル監督の新作なら絶対に見逃せないと考えた。僕の周囲ではあまり評判はよくないが......> 日本で
<ユダヤ人迫害への後ろめたさから戦後の西洋世界はイスラエルの加害を強く批判できない。そのジレンマを反転させながらクリアした映画が『手紙は憶え
<2010年の公開時に上映中止騒動が起きた『ザ・コーヴ』。「プロパガンダ映画」と批判する人は多いが、表現の本質はプロパガンダだ> 僕が監督し
<医師で研究者でもある父と母は姉の病気をかたくなに認めず、長年自宅に閉じ込めた――「どうすればよかったか?」に答えはあるのか> ときおり電車
<明確な悪人が登場せず、人間の複雑さを見せてくれる『ファーゴ』はテレビシリーズもいい> 公開は1996年。僕がオウム真理教信者のテレビドキュ
優れた翻訳を味方に人気と評価が急上昇中。21世紀に起きた世界文学の大変化とは
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