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余裕の日本 アストラ製ワクチン使わないなら即座に途上国に放出を
欧州連合(EU)の欧州医薬品庁(EMA)も同日、AZ製ワクチン接種後に血小板減少を伴う血栓症を発症した人には2回目のAZ製ワクチン接種を止めるよう勧告した。アメリカではファイザー製やモデルナ製、AZ製と同じようにウイルスベクターを使った米ジョンソン&ジョンソン製ワクチンの緊急使用は承認されてもAZ製ワクチンはいまだに認められない。
m(メッセンジャー)RNA技術を使ったファイザー製やモデルナ製のワクチンはずば抜けている。解凍すると冷蔵庫では5日しかもたないとされたファイザー製は最大1カ月保管できることが分かり、展開しにくい最大の欠点が克服された。しかしAZ製がアメリカの3つのワクチンに比べ劣っているかと言えばそうではない。
副反応の落とし穴
英医薬品・医療製品規制庁(MHRA)とイングランド公衆衛生庁(PHE)の最新報告をもとにファイザー製とAZ製ワクチンを比較する一覧表を作ってみた。

青色は「複数の研究で証明」、黄色は「研究数が限定」、赤色は「データが少ない」という意味だ。科学的な証明レベルに差こそあれ、ファイザー製とAZ製にほとんど差がないことがうかがえる。AZ製は副反応と疑われる報告数が確かに多いものの、接種後に死亡した人の割合では100万人当たりファイザー製が32人、AZ製が32.9人である。
血小板減少を伴う血栓症はイギリスではAZ製を接種した2390万人中309人で発症し、56人が亡くなった。ワクチンは病原体を無毒化したり弱毒化したりして使用するのでコロナに感染してもみられなかった症例がAZ製を打った場合にだけ発症するというのはどうにも筆者には解せない。しかしこんな研究成果が英オックスフォード大学から報告されている。
https://www.ox.ac.uk/news/2021-04-15-risk-rare-blood-clotting-higher-covid-19-vaccines
アメリカのデータを調べた結果、血小板減少を伴う血栓症の一つ、脳静脈血栓症(CVT)はコロナに感染すると100万人当たり39人が発症しており、健康な人に比べると100倍もリスクが高かった。ファイザー製やモデルナ製のmRNAワクチンを接種した場合は100万人中4人。ちなみにAZ製では100万人中4~5人と報告されている。
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