コラム

感染症や生物兵器に備える英保健安全保障局が発足「週2度の国民全員検査」の奇想天外

2021年04月05日(月)18時20分

政府を含め100社以上の資金で運営される「サイエンス・メディア・センター」の責任者フィオナ・フォックス氏も女性だ。フォックス氏は自らのブログでは今回のコロナ危機についてブログにこう書く。

「このパンデミックでは女性科学者を見たことがない若い女性はイギリスにはほとんどいないだろう。メディアの専門知識への欲求はかつてないほど高まっており、女性の科学者は至る所で非常に目立った。重要な役割を果たした科学組織のいくつかで最上位にいる多くの著名な女性が見られた」

データの収集と分析を重視するイギリス伝統の作法は男性よりきめ細かい女性の方が向いているように筆者には感じられるのだが...。

プロフィール

木村正人

在ロンドン国際ジャーナリスト
元産経新聞ロンドン支局長。憲法改正(元慶応大学法科大学院非常勤講師)や国際政治、安全保障、欧州経済に詳しい。産経新聞大阪社会部・神戸支局で16年間、事件記者をした後、政治部・外信部のデスクも経験。2002~03年、米コロンビア大学東アジア研究所客員研究員。著書に『欧州 絶望の現場を歩く―広がるBrexitの衝撃』(ウェッジ)、『EU崩壊』『見えない世界戦争「サイバー戦」最新報告』(いずれも新潮新書)。
masakimu50@gmail.com
twitter.com/masakimu41

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