コラム
経済ニュース超解説 加谷珪一

加谷珪一

経済評論家。東北大学工学部卒業後、日経BP社に記者として入社。野村證券グループの投資ファンド運用会社に転じ、企業評価や投資業務を担当する。独立後は、中央省庁や政府系金融機関などに対するコンサルティング業務に従事。現在は金融、経済、ビジネス、ITなどの分野で執筆活動を行う。億単位の資産を運用する個人投資家でもある。
『お金持ちの教科書』 『大金持ちの教科書』(いずれもCCCメディアハウス)、『感じる経済学』(SBクリエイティブ)など著書多数。

経済ニュース超解説 加谷珪一

日本はもはや後進国であると認める勇気を持とう

<日本は「かつて豊かだった」のではなく、もともと貧しかったのだ。事実、日本の労働生産性の順位はこの50年間ほとんど変わっていない。昔から傑出

2019.08.27
経済ニュース超解説 加谷珪一

Facebookの仮想通貨リブラに、各国の通貨当局はなぜ異様なまでの拒絶反応を示しているのか?

<アメリカが「国家安全保障上の問題」とまで言うリブラ。マネロン対策でリブラの危険性を指摘する声があるがこれは本質ではない。各国の通貨当局が恐

2019.08.14
経済ニュース超解説 加谷珪一

財務省人事から考える、年金減額と消費増税のシナリオ

<2021年に財務省が本来の姿に戻るとするならば、そこがポスト消費税の施策の本格的スタート。次の狙いである社会保障制度改革に必要な財源確保の

2019.07.30
経済ニュース超解説 加谷珪一

プロ投資家の多くが衆参同日選がないことを予想できていた理由

<政府が予定している多くの政策は増税を前提に組み立てられており、消費増税延期なんてことがあれば、大学などの学費の無償化も年金減額もすべてが立

2019.07.17
経済ニュース超解説 加谷珪一

安倍首相「マクロ経済スライド」連呼で墓穴? 年金を減らす仕組みの実情

<このネーミングに問題の本質を見えにくくする効果があったのは間違いない。マクロ経済スライドと聞くと、景気の動向に合せて年金の額を調整するよう

2019.07.02
経済ニュース超解説 加谷珪一

高度移民だけの受け入れは可能なのか? 「魅力のない国」日本に足りないもの

<ニュージーランドやオーストラリアのように移住先として魅力的ならば選択的に移民を受け入れることも可能だが、そもそも日本に移住を希望する外国人

2019.06.18
経済ニュース超解説 加谷珪一

年金問題「老後に2000万円必要」の不都合な真実

<金融庁の報告書をめぐり「政府の責任放棄」だと批判が殺到。「100年安心」とは何だったのか。日本の年金の現状を解説する> 金融庁が公表した資

2019.06.17
経済ニュース超解説 加谷珪一

「定価」が消える? リアル店舗もいよいよ価格が変動する時代へ...

<小売店にとってはメリットの多いリアルタイム価格の表示も、日系家電メーカーにとっては分かれ道。これをチャンスと捉えて、悪循環の続く昭和型の製

2019.06.04
経済ニュース超解説 加谷珪一

パラダイムシフトの前兆か? 自動車メーカーの業績が総崩れに

<主戦場を中国に移す対応は急務だが、EVシフトを進めるにあたって日本企業の課題は山積である。2019年3月期決算が示唆するのは、自動車業界再

2019.05.21
経済ニュース超解説 加谷珪一

新しいグローバルスタンダードを身につけないと令和の時代は生き延びられない

<例えば日本人が会議中に目をつぶっているのだって、本人がどういうつもりであろうが、相手に対して誠意を示していないという意味になるのは至極当然

2019.05.08
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特集:脳寿命を延ばす20の習慣
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2025年10月28日号(10/21発売)

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