コラム
経済ニュース超解説 加谷珪一

加谷珪一

経済評論家。東北大学工学部卒業後、日経BP社に記者として入社。野村證券グループの投資ファンド運用会社に転じ、企業評価や投資業務を担当する。独立後は、中央省庁や政府系金融機関などに対するコンサルティング業務に従事。現在は金融、経済、ビジネス、ITなどの分野で執筆活動を行う。億単位の資産を運用する個人投資家でもある。
『お金持ちの教科書』 『大金持ちの教科書』(いずれもCCCメディアハウス)、『感じる経済学』(SBクリエイティブ)など著書多数。

経済ニュース超解説 加谷珪一

「戦後最長の景気拡大」について議論しても無意味である理由

<国が持っている産業の基本構造によって、ある程度まで経済の成長力は決定づけられてしまう。経済の基本構造を決めるのは企業や消費者の動きであり、

2019.03.19
経済ニュース超解説 加谷珪一

ゼロから分かる安倍政権の統計不正問題

<どんな不正が、なぜ起こったのか、どこが問題なのか。複雑怪奇な厚生労働省の統計不正問題を解説する> 厚生労働省の統計不正をめぐって国会での論

2019.03.06
経済ニュース超解説 加谷珪一

米国で早期リタイアを目指すミニマリストの若者が増えている理由:FIRE運動の背景を探る

<若者が起業や集団など現実世界との折り合いを模索した、かつてのヒッピームーブメントとは似て非なる。若いエリート層は、組織の中で折り合いを付け

2019.03.05
経済ニュース超解説 加谷珪一

宇野・カジサック問題に見る、「ムラ社会」日本の足かせ

<2月2日のホリエモン万博での一件。浮き彫りになったのは、日本社会はいまだに大多数の同調圧力というものが根強く存在する、前近代的な「ムラ社会

2019.02.19
経済ニュース超解説 加谷珪一

景気についての議論で「皮膚感覚」を軽視してはいけない理由:厚労省の不正統計問題から考える

<日本経済が良くないという記事を書けば、一部から、常軌を逸した批判もあった昨年。数字と日々向き合って経済を分析している人間にとっては、「20

2019.02.05
経済ニュース超解説 加谷珪一

東京の経済成長率が低いのはなぜ?

<地方と東京の格差が是正されたと単純に言っていい話ではない。経済発展の歴史から読み解けば、世界における日本経済の危機が浮き彫りになる> 都道

2019.01.22
経済ニュース超解説 加谷珪一

知らない間に物価は着々と上がっている

<過去の日本のデータから、インフレが加速する境目となるしきい値は失業率2.5%。昨年末に発表された11月の完全失業率は、まさにこの値だ。20

2019.01.08
経済ニュース超解説 加谷珪一

外国人にオープンな社会ほど、単純労働者の受け入れは必要ないという皮肉

<国内で就業する外国人労働者はすでに128万人。単純労働者は受け入れないというタテマエは崩壊したと言ってもいい現実なのに、世論とはズレがある

2018.12.26
経済ニュース超解説 加谷珪一

水道事業の民営化で水の安全が脅かされるという話の虚実

<収支の悪化した水道事業を、広域連携と民営化によって対応しようとしているが、すべてがバラ色というわけにはいかないのもまた現実だ...> 水道

2018.12.11
経済ニュース超解説 加谷珪一

都市景観をお金に換えられない残念な国「ニッポン」

<文化財の保存と経済的利益の両方を追求できることこそが先進国の特権なのに、日本には、経済的なソフトパワーについて議論する余力などとっくにない

2018.11.27
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2025年5月 6日/2025年5月13日号(4/30発売)

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