感染症予防の意識が低すぎる日本企業の「働かせ方」にも改革が必要だ

満員電車による通勤には大きな感染のリスクがある KIM KYUNG HOONーREUTERS
<新型肺炎などの感染症の流行を防ぐ手立ては、国家主導の大掛かりなものだけではなく、企業のレベルで実施できるものも多い>
新型コロナウイルスによる肺炎が世界で猛威を振るっており、国内では不安心理が高まっている。新型肺炎には有効な治療法がなく、強い警戒が必要なのは事実だが、実は日本国内では毎年3000人以上が一般的なインフルエンザで亡くなっている。
今回の騒動がなくても、感染症は日本社会における大きなリスク要因となっているのに、社会の関心は薄い。新型肺炎について過度に不安視するのではなく、企業が日常的にインフルエンザ対策を実施していれば、結果的に新型肺炎対策にもなるという現実についてよく理解しておくべきだろう。
毎年冬にはインフルエンザが流行するが、その死亡者数は2018年が3325人と、リーマン・ショック以降、急増している。ただ、インフルエンザによる死亡を明確に特定するのは難しい。肺炎による死亡を考慮する必要があることに加え、インフルエンザの流行がなければ回避できたと推定される死亡者数(超過死亡)を加味すると死亡者数はさらに増える(1万人規模とされる)。
いずれにせよ、最低でも年間3000人がインフルエンザ関連で死亡しており、これは尋常な数字ではない。単純に死亡者数でいえば、新型肺炎より毎年のインフルエンザのほうが圧倒的な脅威といえる。
一般的に、インフルエンザや今回の新型肺炎などウイルスによる感染症は、飛沫感染と接触感染が主要な感染経路とされている。感染を回避するためには、人が近距離で密集する場所に長時間滞在することを避け、他人とできるだけモノのやりとりをしないことが重要となる。接触感染による感染は意外と多く、不特定多数の人が触れるエレベーターやコピー機のボタンはウイルスの巣窟になっている。
敵は通勤ラッシュと会議
諸外国の企業ではインフルエンザが流行した場合は、書類のやりとりを控える、可能な限り会議を控える、デスクに消毒液を置く、といった措置を実施するところもあるが、日本ではこうした意識は希薄である。最悪なのは満員電車による通勤で、飛沫感染と接触感染の両方のリスクがあり、感染拡大の温床となっているのはほぼ間違いない。
「史上最高値」の株高を、日本は喜んでいいのか? 従来の価値観では全体像を見誤るリスクが 2025.08.29
日米関税交渉、日本は「取りあえずの勝ち」だが...待ち受ける「今後の交渉」の内容とは? 2025.08.06
軍事費5%で「経済の犠牲」は不可避...欧州が「無様な対応」を見せた理由と、中国の動向 2025.07.17
イラン攻撃が招いた「トランプ支持層」の分裂...米経済にも「意外な影響」が 2025.07.11
-
外資系メーカー営業「正社員/土日祝休み/年間休日125日」グローバル環境で活躍
Visionary Japan株式会社
- 東京都
- 月給26万5,000円~30万円
- 正社員
-
外資系企業のケータリングサービス 年休120日・土日祝休み・賞与あり/港区 20代・30代活躍中
グローブシップ・ソデクソ・コーポレートサービス株式会社
- 東京都
- 月給23万円~25万円
- 正社員
-
外資系投資銀行のオフィス受付 想定年収322万円~・未経験可・土日祝休み/東京/土日祝休み
グローブシップ・ソデクソ・コーポレートサービス株式会社
- 東京都
- 月給23万円~30万円
- 正社員
-
外資系投資銀行の総合受付チームリーダー 土日祝休み 月25万円~ 千代田区 20代・30代活躍中
グローブシップ・ソデクソ・コーポレートサービス株式会社
- 東京都
- 月給25万円~35万7,000円
- 正社員