コラム
経済ニュース超解説 加谷珪一

加谷珪一

経済評論家。東北大学工学部卒業後、日経BP社に記者として入社。野村證券グループの投資ファンド運用会社に転じ、企業評価や投資業務を担当する。独立後は、中央省庁や政府系金融機関などに対するコンサルティング業務に従事。現在は金融、経済、ビジネス、ITなどの分野で執筆活動を行う。億単位の資産を運用する個人投資家でもある。
『お金持ちの教科書』 『大金持ちの教科書』(いずれもCCCメディアハウス)、『感じる経済学』(SBクリエイティブ)など著書多数。

経済ニュース超解説 加谷珪一

大量失業時代、自助・共助・公助のお題目は「政府の無策」の隠れみの

<菅首相は「自助・共助・公助」を掲げるが、現実は負担を自助・共助に押し付けるばかりで、まともな公助はない> コロナ危機で多くの労働者が仕事を

2020.10.28
経済ニュース超解説 加谷珪一

返済が一生終わらない......日本を押しつぶす住宅ローン問題の元凶は?

<住宅ローンを完済する予定の平均年齢は73歳。完済年齢の上限を引き上げれば老後破産が増加するリスクが> 住宅ローンを完済する平均年齢が大幅に

2020.10.21
経済ニュース超解説 加谷珪一

NTTのドコモTOB、「菅首相」よりはるかに重大な「動機」とは?

<携帯電話料金の引き下げを求める菅政権への対応という見方もできるが、もっと切迫した理由がある> NTTが子会社のNTTドコモを4兆円の資金を

2020.10.14
経済ニュース超解説 加谷珪一

日産を見捨て、GMを選んだホンダが「正しい」理由

<政府が主導した日産との経営統合を拒否したとされるホンダが見据える自動車業界の未来像とは> ホンダが自前主義から決別し、米ゼネラル・モーター

2020.10.07
経済ニュース超解説 加谷珪一

「消費減税」論者は注目すべし 菅首相の通話料値下げで分かること

<菅首相が求める携帯電話料金の値下げ。この施策が消費減税のシミュレーションになり得る理由とは> 菅義偉首相が携帯電話会社に対して通信料金の引

2020.10.01
経済ニュース超解説 加谷珪一

「スガノミクス」を侮るな 注目すべき独自路線の大きな可能性とリスク

<菅首相が掲げる経済政策は、単なるアベノミクスの継承ではない。大きな成果が期待できるが、リスクも大きい> 菅義偉前官房長官が新首相に選出され

2020.09.24
経済ニュース超解説 加谷珪一

3人に1人が貯蓄300万円未満 老後の経済問題は今後さらに深刻化する

<還暦世代の貯蓄額は、2000万円に届かない人の割合が6割超え。そこに年金受給額の減額が追い討ちをかける> 今年、還暦を迎える日本人の約3割

2020.09.16
経済ニュース超解説 加谷珪一

極めて合理的な政策だったアベノミクス──不発だったのは誰のせい?

<想定どおりに実施されていれば効果を発揮したはず。なぜ変質したのか、なぜ変節は許されたのか> 安倍晋三首相が辞任を表明したことで、政権の目玉

2020.09.09
経済ニュース超解説 加谷珪一

コロナ不況の今こそ、再評価すべき「かつての不正の温床」とは

<Go Toトラベルでも給付金でも、日本経済は救えない。現状にもっともふさわしい支援の仕組みとは> 新型コロナウイルスの影響で、2020年4

2020.09.02
経済ニュース超解説 加谷珪一

新型コロナが歴史に与える影響──EUの理想を実現させるか?

<単なる経済支援という意味合いを超えるコロナ復興基金は、EUをどう変革させるか> EUは、コロナ危機からの経済再生を目指す復興基金を設立する

2020.08.28
MAGAZINE
特集:日本時代劇の挑戦
特集:日本時代劇の挑戦
2025年12月 9日号(12/ 2発売)

『七人の侍』『座頭市』『SHOGUN』......世界が愛した名作とメイド・イン・ジャパンの新時代劇『イクサガミ』の大志

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    戦争中に青年期を過ごした世代の男性は、終戦時56%しか生き残れなかった
  • 2
    イスラエル軍幹部が人生を賭けた内部告発...沈黙させられる「イスラエルの良心」と「世界で最も倫理的な軍隊」への憂い
  • 3
    高市首相「台湾有事」発言の重大さを分かってほしい
  • 4
    【クイズ】17年連続でトップ...世界で1番「平和な国…
  • 5
    「ボタン閉めろ...」元モデルの「密着レギンス×前開…
  • 6
    ロシアはすでに戦争準備段階――ポーランド軍トップが…
  • 7
    日本酒の蔵元として初の快挙...スコッチの改革に寄与…
  • 8
    「ロシアは欧州との戦いに備えている」――プーチン発…
  • 9
    見えないと思った? ウィリアム皇太子夫妻、「車内の…
  • 10
    【トランプ和平案】プーチンに「免罪符」、ウクライ…
  • 1
    7歳の息子に何が? 学校で描いた「自画像」が奇妙すぎた...「心配すべき?」と母親がネットで相談
  • 2
    100年以上宇宙最大の謎だった「ダークマター」の正体を東大教授が解明? 「人類が見るのは初めて」
  • 3
    戦争中に青年期を過ごした世代の男性は、終戦時56%しか生き残れなかった
  • 4
    128人死亡、200人以上行方不明...香港最悪の火災現場…
  • 5
    イスラエル軍幹部が人生を賭けた内部告発...沈黙させ…
  • 6
    【銘柄】関電工、きんでんが上昇トレンド一直線...業…
  • 7
    【クイズ】世界遺産が「最も多い国」はどこ?
  • 8
    人生の忙しさの9割はムダ...ひろゆきが語る「休む勇…
  • 9
    【クイズ】17年連続でトップ...世界で1番「平和な国…
  • 10
    日本酒の蔵元として初の快挙...スコッチの改革に寄与…
  • 1
    東京がニューヨークを上回り「世界最大の経済都市」に...日本からは、もう1都市圏がトップ10入り
  • 2
    一瞬にして「巨大な橋が消えた」...中国・「完成直後」の橋が崩落する瞬間を捉えた「衝撃映像」に広がる疑念
  • 3
    【写真・動画】世界最大のクモの巣
  • 4
    「不気味すぎる...」カップルの写真に映り込んだ「謎…
  • 5
    高速で回転しながら「地上に落下」...トルコの軍用輸…
  • 6
    「999段の階段」を落下...中国・自動車メーカーがPR…
  • 7
    まるで老人...ロシア初の「AIヒト型ロボット」がお披…
  • 8
    「髪形がおかしい...」実写版『モアナ』予告編に批判…
  • 9
    膝が痛くても足腰が弱くても、一生ぐんぐん歩けるよ…
  • 10
    インド国産戦闘機に一体何が? ドバイ航空ショーで…
トランプ2.0記事まとめ
Real
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中