コラム
外交官の万華鏡 河東哲夫

河東哲夫

(かわとう・あきお)外交アナリスト。
外交官としてロシア公使、ウズベキスタン大使などを歴任。メールマガジン『文明の万華鏡』を主宰。著書に『米・中・ロシア 虚像に怯えるな』(草思社)など。最新刊は『日本がウクライナになる日』(CCCメディアハウス)  <筆者の過去記事一覧はこちら

外交官の万華鏡 河東哲夫

「リベラルかつ強権」私がこの目で見た、中央アジア最強国ウズベキスタンのミルジヨエフ大統領

<底堅い経済を保ちながらも自立外交を展開する凄腕指導者。その正体は? 本誌「ISSUES 2024」特集より> ■世界のキーパーソン2024

2023.12.25
外交官の万華鏡 河東哲夫

ロシアリベラル「最後の生き残り」、ボリス・ナジェージュジンに希望はあるか?

<3月の大統領選に立候補する意向だが......。本誌「ISSUES 2024」特集より> 2024年3月、ロシアで大統領選挙が予定されてい

2023.12.22
外交官の万華鏡 河東哲夫

裏金疑惑で安倍派は解体? 「政治とカネ」は各国共通の悩みの種

<アメリカのように政治資金が膨れ上がらないよう、ルールを定めて守らせることが肝心> 自民党派閥のパーティー収入を裏金化した件が大変な問題にな

2023.12.15
外交官の万華鏡 河東哲夫

「AIがあれば英語は不要」と考えるのはあま過ぎる

<世界との付き合い方を覚えるには留学や海外勤務を増やすしかなく、そのためには大規模な留学奨学基金も必要だ> もう半世紀も前、筆者がアメリカに

2023.11.28
外交官の万華鏡 河東哲夫

アベノミクスの負のパズルにはまった、岸田政権はこのまま立ち枯れ?

<今の政権には世論の流れを汲んで政策にうまく色付けする知恵者がいない> 岸田政権も落ち目になって、焦りが目立つ。起死回生の一発の意気込みだっ

2023.11.14
外交官の万華鏡 河東哲夫

GDPでドイツに抜かれても、そんな数字で騒いでいる場合じゃない

<現在のドイツは連立政権が仕切る政治面でも、市場重視と乖離した経済面でも行き詰まりが見えている> IMFによれば、今年日本はドイツに抜かれて

2023.11.03
外交官の万華鏡 河東哲夫

イスラエル・ハマス戦争は、ウクライナに停戦をもたらすのか?

<欧米がウクライナに対して早期停戦への圧力を強めるかもしれない> 今月7日にハマスとイスラエルの軍事衝突が始まった時、「これでウクライナ戦争

2023.10.20
外交官の万華鏡 河東哲夫

「北朝鮮・ロシア反米同盟」の思惑はどこにある?

<北朝鮮は、ICBM技術とそのために必要な半導体の融通をロシアに望んでいるのではないか?> 北朝鮮の最高指導者、金正恩(キム・ジョンウン)総

2023.09.30
外交官の万華鏡 河東哲夫

プリゴジン「謀殺」はロシアの未来にどう影響するのか?

<プーチンにしてみれば、便利に使ってきた無法者が付け上がったから消しただけのこと> 今年1月の記事でプリゴジン謀殺を予測したが、そのとおりに

2023.09.05
外交官の万華鏡 河東哲夫

日米同盟の希薄化で日本は再び騒乱の幕末へ

<欧米諸国も国民国家というシステムは手に負いかねているが、西欧リベラル思想の哲学を欠く点で日本は際立っている> 米韓首脳会議。素晴らしいこと

2023.08.29
MAGAZINE
特集:トランプvsイラン
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2025年7月 8日号(7/ 1発売)

「平和主義者」のはずの大統領がなぜ? 核施設への電撃攻撃で中東と世界はこう変わる

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