コラム

外交官の万華鏡 河東哲夫
外交官の万華鏡 河東哲夫

「北朝鮮・ロシア反米同盟」の思惑はどこにある?

<北朝鮮は、ICBM技術とそのために必要な半導体の融通をロシアに望んでいるのではないか?> 北朝鮮の最高指導者、金正恩(キム・ジョンウン)総

2023.09.30 
外交官の万華鏡 河東哲夫

プリゴジン「謀殺」はロシアの未来にどう影響するのか?

<プーチンにしてみれば、便利に使ってきた無法者が付け上がったから消しただけのこと> 今年1月の記事でプリゴジン謀殺を予測したが、そのとおりに

2023.09.05
外交官の万華鏡 河東哲夫

日米同盟の希薄化で日本は再び騒乱の幕末へ

<欧米諸国も国民国家というシステムは手に負いかねているが、西欧リベラル思想の哲学を欠く点で日本は際立っている> 米韓首脳会議。素晴らしいこと

2023.08.29
外交官の万華鏡 河東哲夫

限界を迎える医療、軍事......制度疲労の近代国家とどう向き合えばいいのか

<政府が国民の面倒を見る近代国家のシステムはもう立ち行かなくなっている> この頃、近代国家の制度疲労が目に付く。親戚がデンマークにいるが、風

2023.08.05
外交官の万華鏡 河東哲夫

安倍元首相の死去後にようやく成就したアベノミクス

<現在の税収増は、皮肉なことに安倍政権の退場後に顕著になっている> われわれの気が付かないところで、何か大きなことが起きている。政府一般会計

2023.07.21
外交官の万華鏡 河東哲夫

プリゴジン「反乱」で、ロシアは反撃の大チャンスを失った...見えてきたウクライナ「終戦」の形とは

<極右・ネオコン・利権が原因で始まった侵攻は、プリゴジンの乱が呼び水となり終わるかもしれない。本誌「世界の火薬庫」特集より> 帝国の崩壊は古

2023.07.12
外交官の万華鏡 河東哲夫

日本とASEANの複雑な50年

<経済発展を遂げたASEANはもう日本は落ち目と考え、中国と西側を二股にかけて独自の路線を行く> 天皇・皇后両陛下の初外遊であるインドネシア

2023.07.01
外交官の万華鏡 河東哲夫

「プリゴジンの乱」で、プーチン早期退陣の可能性が出てきた

<ロシアが混乱状態に陥れば、予測不能で核兵器も持つロシアは世界にとって危険な存在に> 傭兵は、カネの切れ目が縁の切れ目。犬は捨てられると、飼

2023.06.28
外交官の万華鏡 河東哲夫

チャットGPTには分析不能なウクライナ戦争

<表面上見える情報だけを追っても、ロシアやウクライナで本当に起きている真実は見えてこない> ウクライナ戦争を見ていると、チャットGPTで分析

2023.06.02
外交官の万華鏡 河東哲夫

「人間のライターはもう不要」? チャットGPTにロシアの記事を書かせてみた

<実際に国際情勢記事を書かせたらどうなるのか? やってみて分かった「生成AIにできること」と「できないこと」について> 評判のチャットGPT

2023.05.30

MAGAZINE

特集:日本化する中国経済

特集:日本化する中国経済

2023年10月 3日号(9/26発売)

バブル崩壊危機/デフレ/通貨安/若者の超氷河期......。失速する中国経済が世界に不況の火種をまき散らす

メールマガジンのご登録はこちらから。

人気ランキング

  • 1

    中国の原子力潜水艦が台湾海峡で「重大事故」? 乗組員全員死亡説も

  • 2

    黒海艦隊「提督」の軽過ぎた「戦死」の裏に何があったのか

  • 3

    広範囲の敵を一瞬で...映像が捉えたウクライナ軍「クラスター弾」攻撃の瞬間 その恐るべき性能

  • 4

    ワグネル傭兵が搭乗か? マリの空港で大型輸送機が…

  • 5

    ウクライナ軍の捕虜になったロシア軍少佐...取り調べ…

  • 6

    ウクライナ「戦況」が変わる? ゼレンスキーが欲しが…

  • 7

    日本の他殺被害者のうち0歳児が断トツで多い理由

  • 8

    イラン製「カミカゼドローン」に日米欧の電子部品が.…

  • 9

    ロシア軍スホーイ戦闘機など4機ほぼ同時に「撃墜」され…

  • 10

    ワグネルに代わるロシア「主力部隊」の無秩序すぎる…

  • 1

    黒海艦隊「提督」の軽過ぎた「戦死」の裏に何があったのか

  • 2

    中国の原子力潜水艦が台湾海峡で「重大事故」? 乗組員全員死亡説も

  • 3

    最新兵器が飛び交う現代の戦場でも「恐怖」は健在...「スナイパー」がロシア兵を撃ち倒す瞬間とされる動画

  • 4

    本物のプーチンなら「あり得ない」仕草......ビデオ…

  • 5

    マイクロプラスチック摂取の悪影響、マウス実験で脳…

  • 6

    ウクライナ軍の捕虜になったロシア軍少佐...取り調べ…

  • 7

    広範囲の敵を一瞬で...映像が捉えたウクライナ軍「ク…

  • 8

    これぞ「王室離脱」の結果...米NYで大歓迎された英ウ…

  • 9

    「ケイト効果」は年間1480億円以上...キャサリン妃の…

  • 10

    ロシア黒海艦隊、ウクライナ無人艇の攻撃で相次ぐ被…

  • 1

    イーロン・マスクからスターリンクを買収することに決めました(パックン)

  • 2

    黒海艦隊「提督」の軽過ぎた「戦死」の裏に何があったのか

  • 3

    中国の原子力潜水艦が台湾海峡で「重大事故」? 乗組員全員死亡説も

  • 4

    <動画>ウクライナのために戦うアメリカ人志願兵部…

  • 5

    コンプライアンス専門家が読み解く、ジャニーズ事務…

  • 6

    「児童ポルノだ」「未成年なのに」 韓国の大人気女性…

  • 7

    「これが現代の戦争だ」 数千ドルのドローンが、ロシ…

  • 8

    サッカー女子W杯で大健闘のイングランドと、目に余る…

  • 9

    「この国の恥だ!」 インドで暴徒が女性を裸にし、街…

  • 10

    ロシア戦闘機との銃撃戦の末、黒海の戦略的な一部を…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story

MOOK

ニューズウィーク日本版別冊

ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中