コラム
外交官の万華鏡 河東哲夫

河東哲夫

(かわとう・あきお)外交アナリスト。
外交官としてロシア公使、ウズベキスタン大使などを歴任。メールマガジン『文明の万華鏡』を主宰。著書に『米・中・ロシア 虚像に怯えるな』(草思社)など。最新刊は『日本がウクライナになる日』(CCCメディアハウス)  <筆者の過去記事一覧はこちら

外交官の万華鏡 河東哲夫

なぜロシアは今も「苦難のロシア」であり続けているのか

<近隣諸国との血みどろの戦いで巨大帝国を築き上げたロシア。ウクライナ侵攻から垣間見える不可解な権威主義の源泉とは> 容赦ないウクライナへの攻

2022.06.04
外交官の万華鏡 河東哲夫

いきり立つ「台湾有事」に盲点あり

<ひとまず静まっている中台情勢を見れば、日本が「有事」をネタに国防予算を強化するのは不要な装備を増やすだけ> このところ「台湾の民主主義防衛

2022.06.01
外交官の万華鏡 河東哲夫

ウクライナ戦争の陰の登場人物

<表面的な動きに目が奪われがちだが水面下ではウラ事情がうごめいている可能性が> ウクライナでは戦争が続くが、この2カ月半、何か物事の表面だけ

2022.05.18
外交官の万華鏡 河東哲夫

ロシアは日本にとっても危険な国なのか? 「極東ロシア」の正しい恐れ方

<ウクライナ侵攻後、日本では北方の防衛力強化の議論が盛り上がっているが、中国との関係を含めて極東におけるロシアをどれだけ恐れるべきなのか>

2022.04.27
外交官の万華鏡 河東哲夫

パラダイムシフトが重なる時代に日本が取り組むべきこと

<安保・経済・エネルギー分野で起きる構造変化に向き合うための処方箋> ウクライナ戦争とロシア制裁、それに伴うエネルギー・原材料価格の高騰とそ

2022.04.16
外交官の万華鏡 河東哲夫

「逆切れ」ロシアによる交渉中断も、北方領土問題は焦らず騒がず

<日ロ関係は冷戦モードに戻るが静かに要求を続ければいい> ロシア外務省は3月21日、日本が非友好的措置を取ったため平和条約交渉を中断するとの

2022.04.05
外交官の万華鏡 河東哲夫

ウクライナ戦争で高まる日本の核武装論の前に議論すべきこと

<タブーなき言論がさけばれているが、日本には欧米社会が持つ当たり前の国防意識が欠如> ロシアのウクライナ侵攻が続く。路上を歩く市民が砲弾で吹

2022.03.19
外交官の万華鏡 河東哲夫

ウクライナ侵攻でナポレオンの末路を歩み始めたプーチン

<時代錯誤の野心を見せたロシアは200年前に拡張主義に走り没落した英雄に重なる> 2月24 日、ロシアはついにウクライナに武力侵攻した。「ソ

2022.03.03
外交官の万華鏡 河東哲夫

妙な安定感の「岸田印」に迫るこれだけの難題

<官僚の使い方もうまい岸田政権だがアフターオミクロンの世界には「検討します」では済まない課題が山積> 世の中は新型コロナ一色。物騒な犯罪は増

2022.02.05
外交官の万華鏡 河東哲夫

プーチンはソ連再興の野望に邁進している、のか

<ウクライナ情勢をめぐる欧米とロシアによる「往復ビンタ」の応酬が意味するもの> 新年早々から、ウクライナをめぐるロシア軍とアメリカ・NATO

2022.01.22
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