コラム
外交官の万華鏡 河東哲夫
外交官の万華鏡 河東哲夫

裏金疑惑で安倍派は解体? 「政治とカネ」は各国共通の悩みの種

<アメリカのように政治資金が膨れ上がらないよう、ルールを定めて守らせることが肝心> 自民党派閥のパーティー収入を裏金化した件が大変な問題にな

2023.12.15
外交官の万華鏡 河東哲夫

「AIがあれば英語は不要」と考えるのはあま過ぎる

<世界との付き合い方を覚えるには留学や海外勤務を増やすしかなく、そのためには大規模な留学奨学基金も必要だ> もう半世紀も前、筆者がアメリカに

2023.11.28
外交官の万華鏡 河東哲夫

アベノミクスの負のパズルにはまった、岸田政権はこのまま立ち枯れ?

<今の政権には世論の流れを汲んで政策にうまく色付けする知恵者がいない> 岸田政権も落ち目になって、焦りが目立つ。起死回生の一発の意気込みだっ

2023.11.14
外交官の万華鏡 河東哲夫

GDPでドイツに抜かれても、そんな数字で騒いでいる場合じゃない

<現在のドイツは連立政権が仕切る政治面でも、市場重視と乖離した経済面でも行き詰まりが見えている> IMFによれば、今年日本はドイツに抜かれて

2023.11.03
外交官の万華鏡 河東哲夫

イスラエル・ハマス戦争は、ウクライナに停戦をもたらすのか?

<欧米がウクライナに対して早期停戦への圧力を強めるかもしれない> 今月7日にハマスとイスラエルの軍事衝突が始まった時、「これでウクライナ戦争

2023.10.20
外交官の万華鏡 河東哲夫

「北朝鮮・ロシア反米同盟」の思惑はどこにある?

<北朝鮮は、ICBM技術とそのために必要な半導体の融通をロシアに望んでいるのではないか?> 北朝鮮の最高指導者、金正恩(キム・ジョンウン)総

2023.09.30
外交官の万華鏡 河東哲夫

プリゴジン「謀殺」はロシアの未来にどう影響するのか?

<プーチンにしてみれば、便利に使ってきた無法者が付け上がったから消しただけのこと> 今年1月の記事でプリゴジン謀殺を予測したが、そのとおりに

2023.09.05
外交官の万華鏡 河東哲夫

日米同盟の希薄化で日本は再び騒乱の幕末へ

<欧米諸国も国民国家というシステムは手に負いかねているが、西欧リベラル思想の哲学を欠く点で日本は際立っている> 米韓首脳会議。素晴らしいこと

2023.08.29
外交官の万華鏡 河東哲夫

限界を迎える医療、軍事......制度疲労の近代国家とどう向き合えばいいのか

<政府が国民の面倒を見る近代国家のシステムはもう立ち行かなくなっている> この頃、近代国家の制度疲労が目に付く。親戚がデンマークにいるが、風

2023.08.05
外交官の万華鏡 河東哲夫

安倍元首相の死去後にようやく成就したアベノミクス

<現在の税収増は、皮肉なことに安倍政権の退場後に顕著になっている> われわれの気が付かないところで、何か大きなことが起きている。政府一般会計

2023.07.21
MAGAZINE
特集:老人極貧社会 韓国
特集:老人極貧社会 韓国
2024年4月23日号(4/16発売)

地下鉄宅配に古紙回収......繁栄から取り残され、韓国のシニア層は貧困にあえいでいる

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた「身体改造」の実態...出土した「遺骨」で初の発見

  • 2

    ダイヤモンドバックスの試合中、自席の前を横切る子供を「蹴った」年配女性の動画が大炎上 「信じ難いほど傲慢」

  • 3

    あまりの激しさで上半身があらわになる女性も...スーパーで買い物客7人が「大乱闘」を繰り広げる動画が話題に

  • 4

    ネット時代の子供の間で広がっている「ポップコーン…

  • 5

    便利なキャッシュレス社会で、忘れられていること

  • 6

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 7

    「毛むくじゃら乳首ブラ」「縫った女性器パンツ」の…

  • 8

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 9

    毎日どこで何してる? 首輪のカメラが記録した猫目…

  • 10

    休日に全く食事を取らない(取れない)人が過去25年…

  • 1

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なない理由が明らかに

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    タトゥーだけではなかった...バイキングが行っていた「身体改造」の実態...出土した「遺骨」で初の発見

  • 4

    攻撃と迎撃の区別もつかない?──イランの数百の無人…

  • 5

    天才・大谷翔平の足を引っ張った、ダメダメ過ぎる「無…

  • 6

    「毛むくじゃら乳首ブラ」「縫った女性器パンツ」の…

  • 7

    ハーバード大学で150年以上教えられる作文術「オレオ…

  • 8

    価値は疑わしくコストは膨大...偉大なるリニア計画っ…

  • 9

    止まらぬ金価格の史上最高値の裏側に「中国のドル離…

  • 10

    ハリー・ポッター原作者ローリング、「許すとは限ら…

  • 1

    人から褒められた時、どう返事してますか? ブッダが説いた「どんどん伸びる人の返し文句」

  • 2

    韓国で「イエス・ジャパン」ブームが起きている

  • 3

    88歳の現役医師が健康のために「絶対にしない3つのこと」目からうろこの健康法

  • 4

    ロシアの迫撃砲RBU6000「スメルチ2」、爆発・炎上の…

  • 5

    バルチック艦隊、自国の船をミサイル「誤爆」で撃沈…

  • 6

    最強生物クマムシが、大量の放射線を浴びても死なな…

  • 7

    ロシアが前線に投入した地上戦闘ロボットをウクライ…

  • 8

    「燃料気化爆弾」搭載ドローンがロシア軍拠点に突入…

  • 9

    1500年前の中国の皇帝・武帝の「顔」、DNAから復元に…

  • 10

    浴室で虫を発見、よく見てみると...男性が思わず悲鳴…

日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中