コラム
外交官の万華鏡 河東哲夫

河東哲夫

(かわとう・あきお)外交アナリスト。
外交官としてロシア公使、ウズベキスタン大使などを歴任。メールマガジン『文明の万華鏡』を主宰。著書に『米・中・ロシア 虚像に怯えるな』(草思社)など。最新刊は『日本がウクライナになる日』(CCCメディアハウス)  <筆者の過去記事一覧はこちら

外交官の万華鏡 河東哲夫

米経済の立て直しには「根本治療」が必要だ

<ハリスの登場でトランプの「復讐劇」は終焉を迎えた> 不当に政権から追われたと主張するトランプの復帰合戦は、バイデンという標的が消えたことで

2024.08.01
外交官の万華鏡 河東哲夫

元気な企業を見てみれば、日本の実像はそんなに悪くない

<「日本は円安で貧しくなった」という言説が流行しているが> この頃、日本はGDPでドイツに抜かれた、インドにも抜かれるだろう、購買力平価では

2024.07.09
外交官の万華鏡 河東哲夫

日本に迫る政党の「ガラガラポン」

<産業革命以来の中産階級が崩れつつある現代、政党の存在は岐路に立たされている> 6月19日、北朝鮮を訪問中のロシアのプーチン大統領は、金正恩

2024.06.28
外交官の万華鏡 河東哲夫

ジョージアはロシアに飲み込まれるのか

<ロシアとジョージアの関係は、いろいろなことがねじれていて一筋縄ではいかない> カフカス地方のジョージア(グルジア)で、親ロシアの与党「ジョ

2024.06.15
外交官の万華鏡 河東哲夫

脱成長?「生活大国デンマーク」への日本人の片思い

<賃金は高いが、国民はその半分を税金として差し出し、高レベルの社会福祉を賄う> この頃、デンマークが静かなブームになっている。日本は人口減で

2024.05.28
外交官の万華鏡 河東哲夫

プーチン5期目はデフォルト前夜?......ロシアの歴史も「韻」を踏む

<経済の過熱でインフラが激化すれば、プーチンの権力掌握を招いた98年デフォルト当時の情勢にロシアは逆戻り> プーチン大統領の5期目が始まった

2024.05.14
外交官の万華鏡 河東哲夫

自民が下野する政権交代は再現されるか

<今の政治の状況は自民党が民主党に政権を渡した2009年の総選挙の時に酷似しているが、違うのは自民党に代わる受け皿が割れていること> 失敗を

2024.04.24
外交官の万華鏡 河東哲夫

北朝鮮が舞い上がる「ウクライナ戦争特需」の注文主はロシア

<ロシアは北朝鮮に急接近して大量の砲弾を入手し、その引き換えにおそらくミサイル技術を提供した> 先月26日、北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)

2024.04.09
外交官の万華鏡 河東哲夫

米ネオコン外交の終わりと日本の矜持

<中国、ロシアとのアメリカの過度の対立路線、「新冷戦」は転換点を迎えている> 3月5日、ビクトリア・ヌーランド米国務次官(国務省のナンバー3

2024.03.30
外交官の万華鏡 河東哲夫

ウクライナでロシアとNATOは直接対峙するか?

<東部アウディーイウカ陥落の顛末を見ると、ウクライナ軍が内部崩壊する危惧を抱かざるを得ない> これまで、ウクライナ戦争は戦線膠着、事実上停戦

2024.03.09
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特集:世界も「老害」戦争
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2025年11月25日号(11/18発売)

アメリカもヨーロッパも高齢化が進み、未来を担う若者が「犠牲」に

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