コラム
外交官の万華鏡 河東哲夫

河東哲夫

(かわとう・あきお)外交アナリスト。
外交官としてロシア公使、ウズベキスタン大使などを歴任。メールマガジン『文明の万華鏡』を主宰。著書に『米・中・ロシア 虚像に怯えるな』(草思社)など。最新刊は『日本がウクライナになる日』(CCCメディアハウス)  <筆者の過去記事一覧はこちら

外交官の万華鏡 河東哲夫

プーチン5期目はデフォルト前夜?......ロシアの歴史も「韻」を踏む

<経済の過熱でインフラが激化すれば、プーチンの権力掌握を招いた98年デフォルト当時の情勢にロシアは逆戻り> プーチン大統領の5期目が始まった

2024.05.14
外交官の万華鏡 河東哲夫

自民が下野する政権交代は再現されるか

<今の政治の状況は自民党が民主党に政権を渡した2009年の総選挙の時に酷似しているが、違うのは自民党に代わる受け皿が割れていること> 失敗を

2024.04.24
外交官の万華鏡 河東哲夫

北朝鮮が舞い上がる「ウクライナ戦争特需」の注文主はロシア

<ロシアは北朝鮮に急接近して大量の砲弾を入手し、その引き換えにおそらくミサイル技術を提供した> 先月26日、北朝鮮の金与正(キム・ヨジョン)

2024.04.09
外交官の万華鏡 河東哲夫

米ネオコン外交の終わりと日本の矜持

<中国、ロシアとのアメリカの過度の対立路線、「新冷戦」は転換点を迎えている> 3月5日、ビクトリア・ヌーランド米国務次官(国務省のナンバー3

2024.03.30
外交官の万華鏡 河東哲夫

ウクライナでロシアとNATOは直接対峙するか?

<東部アウディーイウカ陥落の顛末を見ると、ウクライナ軍が内部崩壊する危惧を抱かざるを得ない> これまで、ウクライナ戦争は戦線膠着、事実上停戦

2024.03.09
外交官の万華鏡 河東哲夫

南海トラフ巨大地震で日本を失わないために

<能登半島震災のインフラ復旧の遅れを見ると、将来の震災の救援・復興支援体制は大丈夫かと不安になる> 能登半島地震で亡くなられた方々のご冥福を

2024.02.20
外交官の万華鏡 河東哲夫

「トランプの逆襲」で世界はどうなる?

<過剰反応、先走りは禁物だが、一番心配されるのは世界の文明の行き先をアメリカが変えてしまうこと> 『キングコングの逆襲』よろしく、いまアメリ

2024.02.08
外交官の万華鏡 河東哲夫

「近代」が崩れゆく世界で、日本の青年は民主主義を守れるか?

<自分の権利を大事にし、人間らしい生活を目指すという基本は、日本の若者に刷り込まれているが......> 世界は大変動中。17世紀以来、西欧

2024.01.23
外交官の万華鏡 河東哲夫

2024年、ウクライナ停戦で世界は変わるか

<現状での停戦はプーチンには利益になるかもしれないが、ゼレンスキーは辞任を求められることになるだろう> この年末年始、欧米メディアは「ウクラ

2024.01.12
外交官の万華鏡 河東哲夫

令和の時代に昭和の政治......首相は実は誰でもいい

<無能でも悪逆でもないのに、岸田首相が世論にたたかれる理由。本誌「ISSUES 2024」特集より> 阪神タイガース優勝の翌年は、株価が上が

2023.12.26
MAGAZINE
特集:トランプvsイラン
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2025年7月 8日号(7/ 1発売)

「平和主義者」のはずの大統領がなぜ? 核施設への電撃攻撃で中東と世界はこう変わる

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