コラム
ユーラシアウォッチ 楊海英
ユーラシアウォッチ 楊海英

香港人は「香港民族」、それでも共産党がこの都市国家を殺せない理由

<デモ長期化の原動力は「独自の民族である」とする香港の民族主義。「不正蓄財の要塞」に共産党高官は手を出せない> 「金儲けさえしていれば、満足

2019.09.02
ユーラシアウォッチ 楊海英

陸と海の中国封鎖を狙うエスパー長官の意外な訪問先は

<新米国防長官がアジア太平洋諸国の歴訪で非同盟国のモンゴルを訪問した理由> アメリカのマーク・エスパー新国防長官は着任早々の8月2日からアジ

2019.08.23
ユーラシアウォッチ 楊海英

米軍撤退後のアフガニスタンの空白は「一帯一路」の中国が埋める

<トランプはタリバンとの和平合意を焦るが、共産党の世界戦略完成は結果的にアメリカの不利に> アメリカとアフガニスタンの反政府武装勢力タリバン

2019.07.31
ユーラシアウォッチ 楊海英

キム・カーダシアンの「キモノ」に怒った日本人よ、ジンギスカンの料理名を変えて

<米タレントの矯正下着名を撤回させた日本人が、他民族の英雄を料理の名前に冠するのはダブルスタンダードではないか> どんな体形にもフィットする

2019.07.16
ユーラシアウォッチ 楊海英

ウイグルから香港まで......中国の欺瞞政策が「火薬庫」をつくる

<09年7月に発生したウルムチ騒乱から10年──辺境民族が怒り続けるのは共産党の「口約束」ゆえ> 09年夏、中国新疆ウイグル自治区の区都ウル

2019.07.04
ユーラシアウォッチ 楊海英

こびる習近平をプーチンは冷笑? 中国・ロシア「対米共同戦線」の同床異夢

<名誉博士号と通信技術の交換で首脳同士は親密化するが、中国の経済進出と環境破壊にロシア市民は我慢も限界> 6月28~29日に大阪で開かれる2

2019.06.18
ユーラシアウォッチ 楊海英

共産党にひざまずき、少数民族を見下した「天安門事件」の闘士たち

<筆者が中国と決別した1989年、青年たちは北京の広場を目指した──。それから30年で膨張した中国に日米は手をこまねくばかり> 1989年3

2019.06.04
ユーラシアウォッチ 楊海英

米中対立の激化とともに過熱する、台湾総統選=米中代理戦争

<来年1月の選挙をにらみ日本行脚にトランプ詣で、蔡英文総統までパジャマ姿でアピール......と早くも白熱中> 5月上旬に筆者は台湾を旅し、

2019.05.21
ユーラシアウォッチ 楊海英

9.11からスリランカテロまで──ムスリムエリートのゆがんだ使命感

<スリランカ同時爆破テロ犯の素顔は貿易商や元留学生だった......植民地化で富と知識を得たエリートが解放を叫ぶ心理> スリランカで4月21

2019.05.11
ユーラシアウォッチ 楊海英

南シナ海「海上の長城」に対峙する台湾を、守るアメリカ、逃げる日本

<アメリカ駆逐と中国覇権の第一歩となる危機を前に、緊密化する米台と親密化する日中関係の落差> 中国の習近平(シー・チンピン)国家主席が1月2

2019.04.20
MAGAZINE
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
特集:脳寿命を延ばす20の習慣
2025年10月28日号(10/21発売)

高齢者医療専門家の和田秀樹医師が説く――脳の健康を保ち、認知症を予防する日々の行動と心がけ

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    超大物俳優、地下鉄移動も「完璧な溶け込み具合」...装いの「ある点」めぐってネット騒然
  • 2
    中国レアアース輸出規制強化...代替調達先に浮上した国は?
  • 3
    「宇宙人の乗り物」が太陽系内に...? Xデーは10月29日、ハーバード大教授「休暇はXデーの前に」
  • 4
    シンガポール、南シナ海の防衛強化へ自国建造の多任…
  • 5
    為替は先が読みにくい?「ドル以外」に目を向けると…
  • 6
    「信じられない...」レストランで泣いている女性の元…
  • 7
    ハーバードで白熱する楽天の社内公用語英語化をめぐ…
  • 8
    報じられなかった中国人の「美談」
  • 9
    「ママ、ママ...」泣き叫ぶ子供たち、ウクライナの幼…
  • 10
    【ムカつく、落ち込む】感情に振り回されず、気楽に…
  • 1
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 2
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号返上を表明」も消えない生々しすぎる「罪状」
  • 3
    今年、記録的な数の「中国の飲食店」が進出した国
  • 4
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
  • 5
    【クイズ】1位は「蚊」...世界で「2番目に」人間を殺…
  • 6
    超大物俳優、地下鉄移動も「完璧な溶け込み具合」...…
  • 7
    報じられなかった中国人の「美談」
  • 8
    【2025年最新版】世界航空戦力TOP3...アメリカ・ロシ…
  • 9
    本当は「不健康な朝食」だった...専門家が警告する「…
  • 10
    「ママ、ママ...」泣き叫ぶ子供たち、ウクライナの幼…
  • 1
    かばんの中身を見れば一発でわかる!「認知症になりやすい人」が持ち歩く5つのアイテム
  • 2
    【クイズ】ヒグマの生息数が「世界で最も多い国」はどこ?
  • 3
    「大谷翔平の唯一の欠点は...」ドジャース・ロバーツ監督が明かすプレーオフ戦略、監督の意外な「日本的な一面」とは?
  • 4
    1000人以上の女性と関係...英アンドルー王子、「称号…
  • 5
    増加する「子どもを外注」する親たち...ネオ・ネグレ…
  • 6
    悲しみで8年間「羽をむしり続けた」オウム...新たな…
  • 7
    バフェット指数が異常値──アメリカ株に「数世代で最…
  • 8
    「日本の高齢化率は世界2位」→ダントツの1位は超意外…
  • 9
    お腹の脂肪を減らす「8つのヒント」とは?...食事以…
  • 10
    【クイズ】日本でツキノワグマの出没件数が「最も多…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中