コラム
ユーラシアウォッチ 楊海英
ユーラシアウォッチ 楊海英

マクロンは「朝貢」訪中で、人権にも触れず馬脚を現した

<中国マネーの前に去勢馬のように手なずけられた? 習近平の父祖の地に駆け付けたフランス大統領の思惑とは> 馬克龍――。「龍に克つ馬」という、

2018.02.03
ユーラシアウォッチ 楊海英

日馬富士暴行事件で見えた、日本の相撲ナショナリズム

<「国技」「神事」の美名に潜む排外主義の陰――南モンゴル出身の日本人が過熱報道に覚悟の物言い> 日本には今、相撲ナショナリズムの嵐が吹きすさ

2017.12.23
ユーラシアウォッチ 楊海英

中国の「虎の尾」を踏んだ、ムガベ大統領の哀れな末路

<中国からの孔子平和賞辞退が老朋友(古くからの友人)の亀裂の序章だった――アフリカ版「反帝運動」と中華帝国の衝突が招いた政変の真実> かつて

2017.12.09
ユーラシアウォッチ 楊海英

米中の太平洋東西分割で、日本が「中国ヤマト自治区」になる日

<もはや「ナイフ」ではない朝鮮半島に真の危機はない。米主導のインド太平洋戦略に韓国が無視を決め込み理由とは> 11月5~14日、トランプ米大

2017.11.25
ユーラシアウォッチ 楊海英

カタルーニャ、クルド、ウイグル 独立運動が世界を包囲する

<世界各地で国境線の見直しを求める分離独立運動とテロの動きが――少数民族が大国優先の戦後秩序に挑むときが来た> スペイン北東部のカタルーニャ

2017.11.13
ユーラシアウォッチ 楊海英

党・軍・思想を握った習近平、権力の源泉は「がめつさ」にあり

<政敵を一掃し、人民解放軍を解体し、知識人を追放した5年間――長期政権を視野に入れる「狼」の真の支持基盤とは> 北山狼(ペイシャンラン)――

2017.10.28
ユーラシアウォッチ 楊海英

習近平「治国思想」の元ネタは毛沢東の暴力革命論にあり

<江沢民や胡錦濤の旧思想を投げ捨てて打ち出す習近平の新思想の本質は、銃口と裏切りと犠牲者に血塗られた暴君の復活なのか> 来る10月18日に、

2017.10.13
ユーラシアウォッチ 楊海英

チベットの僧侶も犬も大処分、中国の文化的ジェノサイド

<チベット犬やモンゴル馬を中国豚が駆逐する――民族弾圧は血の殺戮から文化抹殺の段階へ> 中国は50年代初頭にチベットを侵略した際と、66~7

2017.09.30
ユーラシアウォッチ 楊海英

次期ダライ・ラマに高まる関心 「15世」候補者は世界で探せ

<現在のダライ・ラマ14世の健康不安でささやかれる転生の行方。有力候補はバロン君、それともメイドイン中国か?> 米シアトルのアメリカ人夫妻の

2017.09.16
ユーラシアウォッチ 楊海英

中東をウイグル排除に追い込む、中国マネーとイスラム分断策

<エジプトとトルコに宗教や民族の絆を捨てさせた中国の札束外交。スンニ派分断に喜ぶイランも巻き込む民族弾圧の悲劇> エジプト政府は7月に入って

2017.09.02
MAGAZINE
特集:非婚化する世界
特集:非婚化する世界
2025年6月17日号(6/10発売)

非婚化・少子化の波がアメリカもヨーロッパも襲う。世界の経済や社会福祉、医療はどうなる?

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    「タンパク質」より「食物繊維」がなぜ重要なのか?...「がん」「栄養」との関係性を管理栄養士が語る
  • 2
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高にかっこいい」とネット絶賛 どんなヘアスタイルに?
  • 3
    「サイドミラー1つ作れない」レアアース危機・第3波でパニック...中国の輸出規制が直撃する「グローバル自動車産業」
  • 4
    サイコパスの顔ほど「魅力的に見える」?...騙されず…
  • 5
    林原めぐみのブログが「排外主義」と言われてしまう…
  • 6
    メーガン妃とキャサリン妃は「2人で泣き崩れていた」…
  • 7
    若者に大不評の「あの絵文字」...30代以上にはお馴染…
  • 8
    さらばグレタよ...ガザ支援船の活動家、ガザに辿り着…
  • 9
    ハルキウに「ドローン」「ミサイル」「爆弾」の一斉…
  • 10
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 1
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の瞬間...「信じられない行動」にネット驚愕
  • 2
    大阪万博は特に外国人の評判が最悪...「デジタル化未満」の残念ジャパンの見本市だ
  • 3
    「セレブのショーはもう終わり」...環境活動家グレタらが乗ったガザ支援船をイスラエルが拿捕
  • 4
    「サイドミラー1つ作れない」レアアース危機・第3波で…
  • 5
    ブラッド・ピット新髪型を「かわいい」「史上最高に…
  • 6
    ファスティングをすると、なぜ空腹を感じなくなるの…
  • 7
    今こそ「古典的な」ディズニープリンセスに戻るべき…
  • 8
    アメリカは革命前夜の臨界状態、余剰になった高学歴…
  • 9
    右肩の痛みが告げた「ステージ4」からの生還...「生…
  • 10
    脳も体も若返る! 医師が教える「老後を元気に生きる…
  • 1
    日本の「プラごみ」で揚げる豆腐が、重大な健康被害と環境汚染を引き起こしている
  • 2
    【定年後の仕事】65歳以上の平均年収ランキング、ワースト2位は清掃員、ではワースト1位は?
  • 3
    日本はもう「ゼロパンダ」でいいんじゃない? 和歌山、上野...中国返還のその先
  • 4
    一瞬にして村全体が消えた...スイスのビルヒ氷河崩壊…
  • 5
    庭にクマ出没、固唾を呑んで見守る家主、そして次の…
  • 6
    大爆発で一瞬にして建物が粉々に...ウクライナ軍「Mi…
  • 7
    「ママ...!」2カ月ぶりの再会に駆け寄る13歳ラブラ…
  • 8
    あなたも当てはまる? 顔に表れるサイコパス・ナルシ…
  • 9
    ドローン百機を一度に発射できる中国の世界初「ドロ…
  • 10
    【クイズ】EVの電池にも使われる「コバルト」...世界…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中