最新記事

パンデミック

新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(22日現在)

2020年5月22日(金)09時32分

■スタバ米既存店売上高、前年の3分の2まで回復 封鎖措置緩和で

米コーヒーチェーン大手スターバックスは21日、米既存店売上高が前年の3分の2程度まで回復したと明らかにした。新型コロナウイルス流行を受けたロックダウン(都市封鎖)緩和に伴い、業績が上向いている兆しが示された。

■米国民の4分の1、新型ウイルスのワクチンに興味なし=調査

ロイター/イプソスが21日に公表した調査によると、約4分の1の米国民が新型コロナウイルスのワクチン接種に興味を持っていない。かつてないほどの速さで開発が進んでいることで安全性が問われるとの不安の声もあった。

■米経済は第2四半期に底打ち、第4四半期「大幅成長に」=財務長官

ムニューシン米財務長官は21日、米経済が第2・四半期に底を打ち、第3・四半期に上向いた後、第4・四半期に「大幅な成長」になるとの見通しを示した。

■米失業保険給付額、コロナ前から5倍に拡大 4月は162億ドル

米労働省は21日、4月に全米各州で支払われた失業保険給付金の総額が少なくとも162億ドルと、新型コロナウイルスの感染が拡大する前の2月から5倍以上に膨らんだと明らかにした。

■マイナス金利、米経済に負の影響 今は採用すべきでない=NY連銀総裁

米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は21日、マイナス金利政策は米経済に負の影響をもたらす恐れがあるとし、現時点で連邦準備理事会(FRB)が採用すべき政策措置ではないとの見解を示した。

■G20貧困国債務返済猶予、20カ国以上が要請=IMF

国際通貨基金(IMF)は21日、新型コロナウイルス感染拡大を受けた20カ国・地域(G20)による債務返済猶予に対し、20カ国を超える貧困国から要請を受けたと明らかにした。

■南アの新型コロナ死者、最大5万人に増加も=当局推計

南アフリカの新型コロナウイルス感染による死者が年末までに最大で5万人に拡大し、感染者も最大300万人に増えるとの予想を保健当局が21日示した。

■BUZZ-英5年債利回り初のマイナス圏、2年債利回りも過去最低更新

英5年債利回りが6ベーシスポイント(bp)低下し、マイナス0.003%と、初めてマイナス圏に陥る。

■米失業率「改善より悪化が先」、景気回復巡る予想困難=NY連銀総裁

米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁は21日、新型コロナウイルスの影響で4月に14.7%を記録した失業率について「改善よりも悪化が先に来る」という考えを示した。今後の景気回復動向を見通すのは困難とも指摘した。


【関連記事】
・新型コロナよりはるかに厄介なブラジル大統領
・ワクチンができてもパンデミックが終わらない理由
・緊急事態宣言、京都・大阪・兵庫を解除 東京など5都道県も専門家が25日に評価し解除可能に=安倍首相
・コロナ独自路線のスウェーデン、死者3000人突破に当局の科学者「恐ろしい」

今、あなたにオススメ
ニュース速報

ワールド

UBS海外部門、7年で段階的資本増強へ スイス政府

ビジネス

米の医薬品関税、EUは上限15%ですでに取り決めと

ビジネス

東証がグロース市場の上場維持基準見直し、5年以内に

ビジネス

ニデック、有価証券報告書を提出 監査意見は不表明
今、あなたにオススメ
MAGAZINE
特集:ハーバードが学ぶ日本企業
特集:ハーバードが学ぶ日本企業
2025年9月30日号(9/24発売)

トヨタ、楽天、総合商社、虎屋......名門経営大学院が日本企業を重視する理由

メールマガジンのご登録はこちらから。
人気ランキング
  • 1
    週にたった1回の「抹茶」で入院することに...米女性を襲った突然の不調、抹茶に含まれる「危険な成分」とは?
  • 2
    トイレの外に「覗き魔」がいる...娘の訴えに家を飛び出した父親が見つけた「犯人の正体」にSNS爆笑
  • 3
    iPhone 17は「すぐ傷つく」...世界中で相次ぐ苦情、Appleはなぜ「未来の素材」の使用をやめたのか?
  • 4
    コーチとグッチで明暗 Z世代が変える高級ブランド市…
  • 5
    琥珀に閉じ込められた「昆虫の化石」を大量発見...1…
  • 6
    クールジャパン戦略は破綻したのか
  • 7
    中国、ネット上の「敗北主義」を排除へ ――全国キャン…
  • 8
    【クイズ】ハーバード大学ではない...アメリカの「大…
  • 9
    日本の小説が世界で爆売れし、英米の文学賞を席巻...…
  • 10
    「あなた誰?」保育園から帰ってきた3歳の娘が「別人…
  • 1
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に...「少々、お控えくださって?」
  • 2
    数千円で買った中古PCが「宝箱」だった...起動して分かった驚きの中身
  • 3
    1年で1000万人が死亡の可能性...迫る「スーパーバグ」感染爆発に対抗できる「100年前に忘れられた」治療法とは?
  • 4
    筋肉はマシンでは育たない...器械に頼らぬ者だけがた…
  • 5
    【動画あり】トランプがチャールズ英国王の目の前で…
  • 6
    日本の小説が世界で爆売れし、英米の文学賞を席巻...…
  • 7
    コーチとグッチで明暗 Z世代が変える高級ブランド市…
  • 8
    「ミイラはエジプト」はもう古い?...「世界最古のミ…
  • 9
    「何だこれは...」クルーズ船の客室に出現した「謎の…
  • 10
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影…
  • 1
    「4針ですかね、縫いました」日本の若者を食い物にする「豪ワーホリのリアル」...アジア出身者を意図的にターゲットに
  • 2
    【クイズ】世界で唯一「蚊のいない国」はどこ?
  • 3
    「最悪」「悪夢だ」 飛行機内で眠っていた女性が撮影...目覚めた時の「信じがたい光景」に驚きの声
  • 4
    「中野サンプラザ再開発」の計画断念、「考えてみれ…
  • 5
    カミラ王妃のキャサリン妃への「いら立ち」が話題に.…
  • 6
    「我々は嘘をつかれている...」UFOらしき物体にミサ…
  • 7
    【クイズ】次のうち、飲むと「蚊に刺されやすくなる…
  • 8
    「怖すぎる」「速く走って!」夜中に一人ランニング…
  • 9
    東北で大腸がんが多いのはなぜか――秋田県で死亡率が…
  • 10
    科学が解き明かす「長寿の謎」...100歳まで生きる人…
トランプ2.0記事まとめ
日本再発見 シーズン2
CHALLENGING INNOVATOR
Wonderful Story
MOOK
ニューズウィーク日本版別冊
ニューズウィーク日本版別冊

好評発売中