なぜ筋肉を鍛えても速くならないのか?...スピードの80%は動作以前にある
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<スピードを再定義する。5段階で考える高速動作について>
日本でも定着した「自重トレーニング」は、自らの体重を利用することで体に無理がなく、本当の強さが身に付く筋トレの王道。
その伝道者で元囚人、キャリステニクス研究の第一人者ポール・ウェイドによる『プリズナートレーニング 実戦!!! スピード&瞬発力編 爆発的な強さを手に入れる無敵の自重筋トレ』(CEメディアハウス)の「BONUS SECTION 1 高度なスピードトレーニング コーチウェイドの10のトリック&ハック」より一部編集・抜粋。
本書『プリズナートレーニング 実戦!!! スピード&瞬発力編 爆発的な強さを手に入れる無敵の自重筋トレ』のマニュアルをここまで読めば、イクスプローシブアスリートになるための方法──パワー、機能的スピード、アジリティ能力と反射神経を優れたものにするための自重力トレーニングのやり方──がわかっているはずだ。
どんなエクササイズがあるかとか、各チェーンにおけるプログレッションやプログラミングについても理解しているだろう。
ほとんどの著者はこの辺で終わりにする。そして、次の本に移る。わたしは違う。とどまることを知らない馬鹿であり、もっと伝えたいことがある。
だから、ベッドに入る前にもう2章付け加えることにした。ボーナスのひとつ目は、銃口から発射された弾丸よりも速くなるためのヒントと戦略だ!
10あるアイデアのうちのいくつかは基本的なものだ。常識を持ち合わせたアスリートであれば、それらが、スピードを増幅するために採用すべきものであることがすぐにわかるだろう。
風変わりなものもいくつかある。好きなように選べばいい。その中に、トレーニングを助けるアイデアとか、パワーやスピードに対して精神的にどうアプローチしたらいいかがわかるヒントがひとつでもあれば、夜更かししてこれを書いた価値があったというものだ。






