新型コロナウイルスをめぐる各国の最新状況まとめ(22日現在)

米ニューヨーク州のクオモ知事は21日、新型コロナウイルス感染による州内の一日の新規入院者数が3月のロックダウン(都市封鎖)以前の水準を下回ったと明らかにした。ニューヨーク市で20日撮影(2020年 ロイター/LUCAS JACKSON)
■新たなコロナ対策支持する用意=米大統領
トランプ米大統領は21日、新型コロナウイルス感染拡大への対応として新たな財政刺激策を支持する可能性があると述べた。ただ詳細については明らかにしなかった。
■米国の新型コロナ死者9.3万人、感染者は155万人超
米疾病対策センター(CDC)は21日、20日夕時点の国内の新型コロナウイルス感染者が前日から2万2860人増え、155万1095人になったと発表した。死者は1397人増の9万3061人。
■中国は「司法の独立」理解せず、カナダ首相が苦言
カナダのトルドー首相は21日、中国はカナダの司法制度が独立していることを理解していないようだとして、中国側に苦言を呈した。
■英、コロナ抗体検査キット1000万個調達へ ロシュ・アボットから
英政府は21日、スイス製薬大手ロシュおよび米医薬品大手アボット・ラボラトリーズから新型コロナウイルス感染の抗体を調べる血液検査キット1000万個を調達することで合意したと発表した。来週から医療・介護施設の職員や患者などに供給されるという。
■YCC、時間軸政策への「自然補完」に FRB副議長が見解
米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長は21日、イールドカーブ・コントロール(YCC、長短金利操作)について、長期金利を管理する上でフォワード・ガイダンスへの「自然補完」になり得るとの考えを示した。
■カドロー氏、米失業者向け支援延長に否定的 マイナス金利支持せず
米国家経済会議(NEC)のカドロー委員長は21日、失業率が11月の米大統領選時点で2桁台に高止まりしている可能性はあるとしつつも、失業者向け支援の延長に否定的な考えを示した。
■NY州、新規入院者数が封鎖前水準下回る 知事「峠超えた」
米ニューヨーク州のクオモ知事は21日、新型コロナウイルス感染による州内の一日の新規入院者数が3月のロックダウン(都市封鎖)以前の水準を下回ったと明らかにした。
■FRBの措置、米経済の「時間的猶予」生み出す=クラリダ副議長
米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長は21日、これまでFRBが導入した措置により金融情勢が緩和され、米経済に時間的猶予を与えたが、新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)とこれに関連する景気後退が長引けば、脅かされる可能性があると述べた。
■米ミシガン州、小規模集会や一部店舗の営業再開を許可
米ミシガン州のホイットマー知事は21日、経済再開に向けた一段の措置を発表した。新型コロナウイルス感染拡大を抑制するガイドライン順守を前提に、小規模集会の開催や一部店舗の営業再開を認める。
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