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これからは「蝶」を食べる時代に?...肉だけじゃない、新たな「タンパク質ブーム」の可能性

PROTEIN AND THE PLANET

2025年10月15日(水)16時18分
キャサリン・ファン(本誌記者)

一方、トゥローポールは、人々の通念を変えようとしている。サステナビリティー重視の食べ物が必ずしも高価だったり、手に入りにくかったりするとは限らないと、人々に理解させたいのだ。

目指すのは、サステナビリティー重視の食べ物を楽しくておいしいものにすること。トゥローポールが思うに、サステナビリティー推進派にとって最大の問題は消費者に好きなものを諦め、社会のために犠牲を払うよう求めているとの印象を持たれていることだ。「この運動はそのようなものである必要はない」


POINT(SDGs室長 森田優介)

newsweekjp20250624060949.png約1年前、食用コオロギを手掛ける徳島県のベンチャー企業が自己破産しました。理由は消費者の抵抗感。昆虫食の普及に必要なのは、本記事に登場するような一流シェフの発信力かもしれません。


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