筋肉が目覚める「6つの動作」とは?...スピードを制する者が筋トレを制す
Sergey Nivens-shutterstock
<器具に頼らず、場所も選ばず、全身の爆発力を引き出す「イクスプローシブ・キャリステニクス」の真髄について>
日本でも定着した「自重トレーニング」は、自らの体重を利用することで体に無理がなく、本当の強さが身に付く筋トレの王道。
その伝道者で元囚人、キャリステニクス研究の第一人者ポール・ウェイドによる『プリズナートレーニング 実戦!!! スピード&瞬発力編 爆発的な強さを手に入れる無敵の自重筋トレ』(CEメディアハウス)の「CHAPTER2 イクスプローシブ・キャリステニクス──5つの原則──」より一部編集・抜粋。
瞬発力トレーニングとして効率的であるだけでなく、自重力しか使わないキャリステニクスは、利便性が高いトレーニング法にもなる。
イクスプローシブ6(ジャンプ、パワープッシュアップ、キップアップ、前方回転、後方回転、アップ&オーバー)をやる上で必要になるのは、床、壁、ぶら下がるための水平バーの3つ。特別な器具は必要としない。まさにスパルタ戦士と同じように、体だけを頼りにすることになる。
アクロバットジムでマッスルアップを学ぼうとすると、最初にサポート用のバンドが与えられる。体操選手になろうとすると、フォームラバーマットやブロック、支柱、ケーブルなど、あらゆる種類の器具を使うことになる。
この分野の指導者が、過剰なまでに器具に頼る理由は理解できる。生徒がケガをしないよう保険をかけるのだ。それらの器具が、これでケガをさせることがないという幻想を投影してくれるからだ(まさに幻想だ。規律に則って正しくトレーニングさせなければ、フォームマットの上であっても首の骨が折れる。リスクは、芝生の上で練習するときと変わらない)。
フリップ、キップアップ、マッスルアップなどの離れ業を習得するには、体操クラブに入るか大量の器具が必要になる。そう信じ込んでいる人たちには、わたしがいつも繰り返している話をしなければならない。
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