米実業家イーロン・マスク氏の人工知能(AI)開発企業「xAI」は9日、傘下のX(旧ツイッター)で利用できる対話型生成AI「Grok(グロック)」の画像生成機能を有料の加入者に限定した。性的な画像が生成され、反発が広がっていた。

ロイターの調べによると、このツールによって露出度の高い女性や子どもの画像が作成され、その多くは本人の同意を得ていなかった。

欧州の議員らは法的措置を要請し、ドイツでは閣僚が「セクシャルハラス⁠メントの産業化」だと批判。欧州連‍合(EU)の欧州委員会が5日に違法だとの見解を示したほか、英当局は法的義務の順守に関してX側に説明を要求していた。

‍ロイターの記者がX上でグロ‍ックに対し、これまで頻発して‍いたものと同様に、自身の写真をビキニ姿に変換するよう指示すると、グロックは有料加入者のみが機能利用可能だと応答した⁠。ただ、Xとは別に運営されているグロックアプリでは引き⁠続き、有料ユーザー‍でなくても画像生成が可能な状態だ。

xAIは、ロイターのコメント要請メールに、「レガシーメディアはうそをつく」と返信。自動応答とみられる。Xはコメント要請に即座には応じなかった。


[ロイター]
トムソンロイター・ジャパン
Copyright (C) 2026トムソンロイター・ジャパン(株)記事の無断転用を禁じます
メールアドレスのみの無料会員登録で限定記事が読める。広告も少なく、ニューズウィーク日本版をもっと快適に
メールアドレスのみの無料会員登録で限定記事が読める。広告も少なく、ニューズウィーク日本版をもっと快適に
ニューズウィーク日本版 がん個別化医療が救う命
2026年9月15日号(9月8日発売)は「がん個別化医療が救う命」特集。

ゲノム医療から「自分に合う治療」を探す時代へ[PLUS]手記「ステージ4のがんをクスリで治す」(ジャーナリスト・金田信一郎)

※バックナンバーが読み放題となる定期購読はこちら
※画像をクリックするとアマゾンに飛びます