<猿岩石やチューヤンを思い出せ! 日本人はせっかくの「最強」パスポートを無駄にしている。海外旅行に行かない人は、ゆがんだ優越感を抱きがちだ>
日本人は本当に海外旅行に行かなくなった。パスポート保持率は約19%。5人に1人も持っていないのだ。なんともったいないことか!
海外旅行離れを食い止めようと、政府は7月1日からパスポートの発行手数料を値下げした。日本各地でパスポートを申請する人が増えたとニュースで取り上げられていたが、果たしてこれで海外に行く人が増えるだろうか。
日程調整ツール「調整さん」を運営するミクステンドの6月の調査では、今年の夏に海外旅行を予定している人はわずか8.7%。日本人の出国者数は2019年に2008万人に達したが、その後、コロナ禍が終わっても数が以前の水準に戻らず、昨年は1473万人にとどまった。
一方、中国は今まさに旅行ブームの真っただ中。英グローバルデータ社の予測によれば、2029年には海外旅行者が年間延べ1億7665万人に達し、国内旅行者はなんと40億8000万人まで増えるという。中国は現在、景気が良いわけではないが、旅行を楽しむだけの経済力は既に備わっている。
日本人が海外に行かなくなった理由として、経済力の低下や円安による旅費の上昇がよく挙げられる。でも本当にそれだけだろうか。
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