筋肉の正体は「ホルモン」だった...テストステロン濃度を増やす「6つのルール」とは?
しかし、筋肉的には、平均的な体型の女性と比べて際立つほどの違いが現れない。もちろん、ボディビルダーのように見えることもない。
筋肉をつくるホルモン──特にテストステロン──が何をしているかわかると、筋肉をつけるだけなら、実は、トレーニングが二次的なものになることがわかる。
体を大きく筋肉質にしたい。そして、その筋肉をそのまま維持したいなら、テストステロンの血中濃度を上げることが最重要課題になる。
どうやって? もちろん、秘教的な方法など必要ない。
テストステロンの血中濃度を上げたいなら、守るべき基本ルールがいくつかある。数十のルールを並べる専門家もいるが、その場合、だいたいがビタミン補給を含んでいる。
その類のルールはサプリメント会社にとってはすばらしいものになるだろうが、実際には、血中ビタミン濃度(たとえば、亜鉛)が致命的に低くなければ、それが理由でホルモン産生が損なわれることはない。
そもそもバランスがとれた食事スタイルを守っている限り、体に余分なビタミンを入れてもテストステロン濃度を上げることがないことがわかっている。
ごつい銃をいじることから、マスターベーションすることまで(まあ、同じようなことかもしれないが)、こうすればテストステロンが増えるという説を監獄にいた先輩アスリートたちからたくさん聞かされてきた。





