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トランプ政権の次期駐日大使ジョージ・グラスとは何者か?
駐ポルトガル大使時代のグラスはポルトガルの指導者たちに対し、米中のどちらかを選ばなければならず、誤った選択をすればアメリカの怒りを買うと宣告したが、それでも同国政府から高い評価を得ていた。同じ共和党出身の駐日大使経験者であるハガティー上院議員は、グラスの起用を「素晴らしい人選」と評した。
トランプはグラスの指名を発表する際、実業家としての成功を強調した。トランプの世界観の大半は30代だった1980年代に形成された、という見方に私は強く共感する。日本経済がもうすぐアメリカを追い抜くと懸念されていた時代だ。この説が正しければ、トランプは日本の経済力に対する恐怖と敬意を今後も持ち続ける。
グラスは駐ポルトガル大使の承認手続きの際、冒頭の証言で将来有望な起業家と仕事をするのが楽しみで仕方がないと強調した。経済規模を考えれば、日本に対する期待と興奮は当時をはるかに上回りそうだ。
グラスは東京での最初の数カ月、日本の活気あるテクノロジー産業と豊かな文化を称賛した後で、おそらく26年以降の在日米軍の駐留経費負担をめぐる困難な再交渉の下準備に入るだろう。米軍への支援を大幅に増加させようと「ムチ」を振るうトランプに対し、グラスは「アメ」を与える役を演じることになりそうだ。「25年に力強いスタートを切るトランプと弱い石破(首相)。内政・外交共に驚くべき力のアンバランスが存在する。新大使には『外交的な』振る舞いが求められる」と、米非営利団体ジャパン・ソサエティーのジョシュア・ウォーカー理事長は指摘する。
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