コラム

セクハラ疑惑のクオモ知事を讃えてきた米民主党のご都合主義

2021年03月16日(火)12時45分

2020年3月末、クオモは病院の過密状態を解消するという名目で感染者を高齢者施設に戻し、結果的に死者の急増を招いた。さらに州当局は政策決定の誤りを隠すため、施設の死者数を最大50%ごまかした。

民主党は4年間、トランプ政権の汚職や虚偽を批判し続けた。なのになぜ、クオモが高齢者施設の死者を過少報告し、州議会議員への情報開示を拒否したことが明らかになったときに弾劾を求めなかったのか。

クオモの政治キャリアは風前のともしびだ。だが「トランプ時代」が今も続いていることを考えれば、24年の大統領選がクオモ対トランプの「威張りん坊」対決になったとしても、私は驚かない。その日に備えて、クオモはスキャンダルに強いトランプの特殊能力を研究しているに違いない。

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サム・ポトリッキオ

Sam Potolicchio ジョージタウン大学教授(グローバル教育ディレクター)、ロシア国家経済・公共政策大統領アカデミー特別教授、プリンストン・レビュー誌が選ぶ「アメリカ最高の教授」の1人

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