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【写真特集】世界一の観光地ドバイ 旅行者を魅了するメガロポリスの不都合な裏側
In the End, Just a Tower
Photographs by Ingmar Björn Nolting
JBRビーチではラクダに乗って海岸を散策する観光客の姿が。ヒトコブラクダは何世紀もの間、移動の手段やミルク生産で重宝され、UAEの文化に欠かせない存在
ドバイの人工島パーム・ジュメイラと摩天楼を見渡せる展望台ザ・ビュー・アット・ザ・パーム。スタッフに頼めば、絶景をバックに記念撮影をしてもらえる
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ドバイに隣接するシャルジャ首長国で水道パイプラインをまたぎ建設現場を歩くビジネスマン。水資源に乏しいUAEは脱塩処理で淡水化した海水に依存している
シャルジャのビーチ沿いでヤシの木を剪定する労働者ら。UAEではインドやパキスタン、バングラデシュ、ネパールやエチオピアなど、南アジアやアフリカからの移民が過酷な労働条件で働いている
アーティストのホルヘ・マリンによる彫刻「メキシコの翼」は人気の観光スポット。世界最高層のビル、ブルジュ・ハリファをバックに記念撮影ができるため、しばしば順番待ちの長い列ができている
フロアに映し出された人工島パーム・ジュメイラの双方向マップのアニメーションを見つめる観光客。人工島建造の優れた建設・工学技術が紹介されるが、環境への影響などには触れない
建設現場で休憩中に撮影に応じるインド出身の移民労働者。2008年にUAEに移住し、故郷の家族に定期的に仕送りをしているという。UAEの住人の大半は外国籍で、インド出身者は350万人を占める
ドバイ最大の多文化テーマパーク「グローバルビレッジ」で風船を売るスタッフ。コロッセオやタージマハルなど世界遺産のレプリカが立ち並び、数時間で世界中の文化を体験できると宣伝している
3Dトリックアート博物館の「セルフィーミュージアム」で写真の撮り方をアドバイスするスタッフ。館内には185以上の背景が設置され、観光客は想像力を発揮して撮影を楽しめるという
Photographs by Ingmar Björn Nolting-DOCKS
【連載21周年】 Newsweek日本版 写真で世界を伝える「Picture Power」
2025年7月8日号 掲載

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2025年10月28日号(10月21日発売)は「脳寿命を延ばす20の習慣」特集。高齢者医療専門家・和田秀樹医師が説く、脳の健康を保ち認知症を予防する日々の行動と心がけ
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